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暴力の即時停止求める ロシア外相、シリア大統領と会談

2012/2/8 2:47
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 【モスクワ=金子夏樹】ロシアのラブロフ外相は7日、シリアの首都ダマスカスを訪問し、アサド大統領と会談した。外相は「民間人の犠牲を止めなければならない」と述べ、アサド大統領に暴力の即時停止に向けた対応を求めた。

 タス通信によると、アサド大統領は国連安全保障理事会のシリア非難決議に拒否権を行使したロシアの対応を評価。暴力の停止に取り組み、反政府勢力との対話に応じる姿勢を示した。

 アサド大統領は近日中に、憲法改正に向けた国民投票の実施日を決定する考えも表明。1月に活動を停止したアラブ連盟による監視団の活動再開にも関心を示した。

 シリア非難決議案が4日に否決された後、主要国の外相がシリア入りしたのは初めて。

 ロシアはシリアに武器を輸出し、西部タルトスに海軍基地を持つほか、資源分野でも協力。欧米諸国はロシアの非難決議案への拒否権行使に批判を強めているが、ロシアは独自外交でシリア情勢の安定に影響力を行使する狙い。

 一方、中国外務省の劉為民報道局参事官は7日の記者会見で、シリア問題に関連し、関係国への高官派遣を検討していることを明らかにした。劉参事官は「中国は政治的解決に向けて積極的な役割を果たし続ける」と強調した。

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