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5月オープン竹中平蔵塾 授業料は100万円!

【政治・経済】

楽天SocialNewsに投稿!
2012年2月1日 掲載

高校生に“グローバル教育”

<パソナ会長1億円報酬でも足りないのか>

 松下政経塾出身者がゾロゾロ入った野田内閣を意識してか、橋下徹・大阪市長の「維新政治塾」、大村秀章・愛知県知事の「東海大志塾」と、政治家が私塾を立ち上げる動きが広がっている。
 そんなブームの中、小泉政権で経財相などを務めた竹中平蔵・慶大教授(60)まで塾をオープンするという。都内の大手予備校と連携し、5月からスタートする「竹中平蔵 世界塾」がそれだ。
 対象は高校生で、塾のHPでは「グローバルアジェンダ(国際的な課題)に貢献できる人材を育成する」「構想5年を経て、始動」と大宣伝している。筆記や面接で40人前後を選抜。英語による授業やゼミのほか、海外研修もあるという。
 何とも大胆な試みだ。竹中といえば、小泉のブレーンとして、米国型市場原理や格差社会を持ち込み、国民生活をガタガタにした張本人である。「日本社会の壊し方」でも教えようというのか。よくもまあ、恥も外聞もなく引き受けられたものである。
 さらに驚くのが受講料だ。
 予備校の授業料とは別に約100万円を払わなければならない。“竹中塾”は160分の授業を二十数回行うというから、1回に換算すると3万~4万円。社会人向けのセミナーじゃあるまいし、高校生相手に高すぎやしないか。
「竹中氏は、慶大教授や日本経済研究センター特別顧問の肩書に加え、09年には人材派遣会社大手パソナの会長に就任。小泉・竹中改革の規制緩和の恩恵を受けてボロ儲けした企業のトップになり、数千万~1億円近い報酬を受け取っているといわれている。厚顔無恥な男です。この塾だって5年、10年と続ければ、相当な稼ぎになるでしょう」(経済ジャーナリスト)
 予備校の広報担当者は、竹中のギャラなど一切について「コメントは差し控えたい」と言うが、仮にも大臣までやったのだ。本当に高校生の人材育成が目的なら、無償でやってもバチは当たらない。ま、この男にそんな倫理観を求めてもムダか。
~2012年2月1日以前の記事~

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