2012年02月08日

戦前後憲法で日本人は死滅?

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 「愛国ビジネス」に狂奔しては詐欺まがいの募金活動を行ない、韓国ゲーム会社や朝日新聞といった反日企業との取り引き、インチキ臭い保守運動を展開するSNS『my日本』(その実態や『株式会社my日本』で代表・西田省人)を追及してきたが、当ブログでは護国・愛国を標榜しつつも、元会員を含め方々でその見識が疑われている他の団体についても追及していく。


石川県護国神社 自殺した若者へのレクイエム

日本人に犠牲を強いる戦前礼賛・回帰志向の保守思想を断罪!

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 平成23年12月8日、石川県護国神社の境内にて金沢大学4年生(当時)の青年・杉田智(さとし)氏が刃物で腹部や首を切るなどして自殺しているのが発見された。遺体の近くにはビニールに包まれた日の丸が置かれていたという。 

 亡くなった杉田氏は平成元年生まれで享年22歳。北海道出身。生前、大学では人間社会学域法学類で学び、学内のゼミでは日本の安全保障問題について熱弁を奮っていたという。

 このニュースはインターネット上では広く拡散され、保守・右派を中心に「愛国青年の殉死」「憂国の割腹自決」「杉田烈士」などと持て囃され、絶賛された。

 杉田氏が自殺した石川県護国神社には故・清水澄(とおる)の顕彰碑が建てられている。
 清水澄とは戦前日本の憲法・行政法学者で天皇陛下の諮問機関である「枢密院」議長を務めていた。敗戦後、日本国憲法が施行された昭和22年の9月25日、日本の国体の危機を憂いて熱海の海岸から投身自殺を遂げたものだが、この清水澄博士顕彰碑の前で杉田氏は自身に刃を立てた。大東亜戦争の開戦記念日のことである。

 日本国憲法の無効と、戦前の大日本帝国憲法の復活を訴えて老い先短い者が自殺するのは勝手だが、杉田氏のような無名の若者が敢えて命を散らす必要もない。バカな保守・右派は拍手喝采しているのかも知れないが、世間には何の影響も与えないし誰も感化されない、世の中が変わるわけでもない。

 まるでカルト宗教団体まがいの自殺行為だが、生きてこそ戦わなければならないのではないか。見聞きする限りでは杉田氏を清水澄や三島由紀夫(自衛隊市ヶ谷駐屯地でクーデターを呼びかけて割腹自決)、あるいは戦中の特攻隊に擬えて賞賛する向きもあるが、こんな愚かな保守・右派の風潮こそが前途ある有為な若者を無駄死にに追いやったのではないか?

 ある種、保守思想の「犠牲者」とも言える杉田氏に続く新たな犠牲者を出さないためにも、やたら現行憲法の無効と護国・殉国を説く然る関西方面の団体を取り上げてみたい。


☆これ以上、一人たりとも無駄に死なせるな!

 京都府には『國體護持塾(こくたいごじじゅく)』(塾長・南出喜久治、代表・平野ゆかり)なる団体がある。京都選挙管理委員会に政治団体設立届けも出されている政治団体だ。
 現行憲法の無効を主張し、彼らが「正当憲法」と主張する大日本国憲法の復元を訴える、言わば「戦前マンセー」で明治以降の日本を礼賛する戦前回帰派である。

 同塾の講演会に参加したことがきっかけで運営などを手伝うようになったという兵庫県在住のA子さんが所要で上京した際、インタビューに応じてくれた。

「既に國體護持塾との関係は断ち切っていますが、退会する際には掌を返したように誰もが冷淡な態度でした。当然と言えば当然かも知れませんが、塾生の管理を行なっていた溝口佐知子女史に用件を伝えようにも取り合ってさえくれず…。

 國體護持塾は表面に出ている代表や幹部とは違い、裏方で運営に携わっているこの溝口さんが実質的に取り仕切っています。

 溝口さんのご主人は既に病死されていますが、生前、この方が『幸福の科学』に傾倒していて、その影響でしょうか、國體護持塾が別に運営する『うけひのもり』では1万人の会員獲得が目標だ、というようなことを盛んに言っていました」

 ここで『うけひのもり』なる日本の各家庭における理想的な生活モデルの実践・指導・普及を推進する教育機関についても言及しなければなるまい。
 京都府京都市を事務局とするサイトで、中には『うけぴぃ』なるミクシィに似たSNSも運営している。
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 同じ住所では『まほらまと研究所』という研究所もあって月刊誌(※画像参照)を発行。また、『まほらまと草紙』なるネット書店も運営しているようだ。
 そのいずれもで国体護持に関するプロパガンダが行なわれており、理論的指導者と思しき塾長・南出喜久治(※写真下)の国体護持に関わる著書が紹介されている。

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写真:09年9月17日、東京地裁にて

 南出喜久治とは右派の弁護士として知られ、体罰で知られる戸塚ヨットスクール校長・戸塚宏の訴訟代理人も務めた。保守理論の権威・渡部昇一とも対談を行なっている。
 前出のA子さんが述べる。
「言ってみれば國體護持塾は憲法問題を訴えて政界への進出も目指す政党団体で、うけひのもりは教育や食糧問題を軸に塾の支持者を集めることを目的としているようでした。

 南出総理を実現するとか、日本の自立再生社会を実現した『まほらまと』という国体を実現するのが理想とかで、各地の護国神社への参拝ツアーを組むためにも、自分の知人・友人など、やたらと人集めを奨励されました」

 こうした証言は以前、関東圏在住の別の元塾生が話していた内容と符合する。

「日本のためになれば…という思いで参加した関西方面の団体なのですが、教育勅語を丸暗記するように命じられ、ひたすらネズミ講の如く新規会員を集めることだけを指示・強制されました。真面目な人ほどすぐ騙されてしまいます。著名な保守系弁護士や国会議員も関わったりしていますが、彼らも含め、今では私から見て全てクロですね」(※当ブログ過去エントリーより)

 旧かなづかいに拘ったもので、うけひとは現代風に書くとうけい(誓い)を意味するもので、まほらまととは「国からの道」を意味するらしい。近代日本が始まった戦前への全面回帰を主唱しているかと思えば、こういう古代的なものまで出てくるので訳が分かり難い。

 月刊誌うけひのもりには熊本県護国神社に正式参拝したツアー報告や「南出先生と石川県護国神社参拝と公開セミナー」の呼びかけが掲載されている(※画像参照)。
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「塾への正式入会の手続きを取る際、会費こそ月1万円ですが入会金が10万円という高額でさすがに躊躇いました。そこでも入会の是非は『即答でなければダメだ』と迫られました。

 続いて指し示されたのが『国の為に命を賭けられるか』という大仰な訓示です。勉強会でも奨励されていたのは清水先生の後に続け…という趣旨です。そんなことを繰り返し洗脳するように聞かされたら、中には昨年12月に石川県護国神社で自殺した大学生のような若者が出てきかねませんよね」(A子さん)

 明治以降の近代日本の体制は朝鮮半島のために有為な若者の生命を幾多も失わせ、朝鮮半島や台湾、支那大陸に多くの資金・資材を流出して日本国に損失を与え続け、その集大成が大東亜戦争による膨大な犠牲であった。今現在も年間10万人以上の自殺者を出す形で近代体制が日本人を犠牲にし続けている。

 その内の一人が杉田氏であり、戦前に回帰するということは保守思想が杉田氏を無駄死にさせた如く、日本人にさらなる犠牲を強いる体制が続くことを意味する。断じて日本人に必要なのは近代体制ひいては保守主義からの脱却だ。


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:写真説明
家族・家庭の在り方を説く月刊誌うけひのもりで、両親やご先祖、ご皇室に感謝することの重要性を説くのは結構としても登場するご家族は国際結婚のご家庭?
どこの誰と誰がくっ付くのも勝手だとしても、移民の受け入れまで議論されている最中にあって国体護持を説く団体が国際結婚カップルとハーフの子供をご紹介するのは如何なものか?
かつて護国神社の参拝ツアーに参加した元塾生は「公私共に行動されている南出(喜久治)さんの奥さんは韓国の方だったんです」と話す。
月刊誌うけひのもりでも、やたら「人類融和」とか「世界中の誰もが仕合せ(幸せ)になれる本当の幸福論・真実の世界平和論『まほらまと』」…と謳われているのはそうした背景からなのか?
また、関係は無いのかも知れないが、『在特会(在日特権を許さない市民の会)』が京都朝鮮学校への抗議行動で刑事事件になった際、逮捕された在特会幹部の知人は南出喜久治のところへ弁護を依頼したが、南出サイドはこれを断っている。
なお、元塾生は「國體護持塾を実質的に取り仕切る溝口さんは在特会には批判的」で、然る塾生が在特会デモに参加している様子がインターネット動画に流れたのを見て、当該の塾生を「激しく叱責する光景を目撃した」という。

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Posted by samuraiari at 14:06│Comments(6)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント
大体
維新政党新風は 10万円払えば永久党員 
靖国神社崇敬奉賛会は 5万円で終身正会員 毎年五万円なら維持会員である

入会金10万 ・・・毎月1万は 異常に高くないか????
Posted by ネオ東條英機 at 2012年02月08日 16:19
國體護持塾・南出喜久治←かなりカルトチックな人らしいですね、靖国は商売になるみたいで相当熱心な信者みたいですね、うちの太賢さんも大嫌いです。

なんだか、靖国問題の一つとしてある官軍・賊軍の問題・・・、賊軍とされた幕府側の人達も靖国に一緒に祀れば問題が無いとか抜かしてるみたいですが、この人、信心と言うものが無い証拠でしょう。成仏した仏の墓でも掘っては英霊だとかいった馬鹿げたキョンシーに仕立て上げられては金儲けの道具とされても迷惑なものです。廃仏毀釈を幾度やれば気が済むのか、キチガイ信仰も好い加減にしてほしいものです。

東アジアの歴史は馬鹿ぢゃなければ誰でも分かると思いますが、儒教国家が常に廃仏毀釈をし続けてきた歴史がそうです。日本も明治になり儒教国家と変貌してしまったので中華や李氏朝鮮の猿真似をし廃仏毀釈をしました。

で、この明治儒教文化を保守しようとする反日・売国保守の輩供が未だに廃仏毀釈に日々勤しんでいます。その一つの代表例がこの弁護士の様な浅ましい思考。

「英霊」だのと言った明治になってから輸入した中国道教信仰をいつまで日本国民に強制をすれば気が済むのか・・・、好い加減に愛国心があると思い込んでる者達は激しく誤った思い込みを捨てて少しは日本の伝統文化を勉強してみてみたらどうであろうか?

御花畑保守の皆さん、目を覚ますだけでなく、脳味噌をも覚まさねば汚い連中にずっと利用されるだけですよ。

霊を新興宗教施設である靖国神社なる物体から解放する事こそが真の護国活動です。
Posted by みたいな実 at 2012年02月08日 16:48
山伏の日々
「明治朝廷とフランケンシュタイン」
http://ameblo.jp/yamabushitaiken/entry-11017828123.html[一部引用]◎カルト弁護士の詭弁的薩長史観からの脱却
またこの弁護士は「薩長史観からの脱却」を唱え、「旧幕府、奥羽越列藩、明治黎明期における 風連の乱、秋月の乱、萩の乱、西南戦争などの憂国の全殉難者を靖国に合祀してこそ全国の護国 社と靖国 社に普遍性が甦り真正日本の再生への第一歩となる」
と云うような論を張っているが、これでは薩長史観から脱却してまた薩長史観に戻ると云うことになる。
そもそもカルト国家神道の総本山として靖国神社が在り、そのカルト国家神道を作ったのが明治朝廷である。
従って私から見たら「薩長史観から脱却せよ!」と言いつつ「薩長史観の強化」を謀ってるとしか思えない。[引用終了]
Posted by みたいな実 at 2012年02月08日 17:06
山伏の日々
「明治朝廷とフランケンシュタイン」
http://ameblo.jp/yamabushitaiken/entry-11017828123.html[一部引用開始]◎恣意的な「欽定憲法」解釈

またこの弁護士は「欽定憲法」という意味を、「天皇と云う祭祀王があり、天皇の上位に神々がいる。
その神々に対し、祖先の遺訓を明徴にして「欽 (つつしみ)て定 (さだめる)」ということが「欽定」の意味であり帝国憲法はいわば76箇条のご誓文である。
従って「支配者である天皇が国民にさしあたえたのが欽定」というのは間違いで、「欽定」のその先にはわれら民族の神々がいらっしゃるのである。
また主権がどこにあるかといえば、天皇ではなく天皇が国民を代表してちかう相手、その日本の神々(祖先やまだみぬ子孫)にある。
それが国体主権である。」
と云う趣旨を云ってるが、この弁護士は歴史も伝統も国体も古来からの信仰も何も理解してない。
第一、「天皇と云う祭祀王があり」と云いながら、その祭祀王に軍服を着せ軍隊を統帥させたのが帝国憲法である。
つまり天皇と云う祭祀王を軍人に格下げしたのである。
第二に、「われら民族の神々云々」と云ってるが、「神仏分離令」に基づく「廃仏毀釈」や、天才博物学者である南方熊楠が猛反発したことで有名な神社合祀政策等の「廃神毀社」などによって古来から日本民族が崇めてきた神々、民間信仰の神々、つまり「国家の宗祀」につながらない神々は「淫祀邪教」のレッテルを貼られ「われら民族の神々」は排除された。
明治維新のこれら神仏分離や廃仏毀釈、廃神毀社等々の意味は単に神を仏から分離し、仏を廃し、神を廃すのが目的ではなく、「記紀神話」や「延喜式神名帳」に記された神々に歴代天皇や南朝の功臣などの歴史的に皇統と国家の功臣を神とし、〜〜〜〜「大分割愛」〜〜〜〜〜〜[引用終了]
Posted by みたいな実 at 2012年02月08日 17:10
普通じゃないサラリーマンのブログ
「靖国神社」
http://ameblo.jp/nippondamji-kazu/entry-10985163373.html[一部引用開始]昨日8月15日は終戦記念日になります。私は太賢さんからのお誘いもあり、会社の管理監督者としての立場を一日だけ放棄させてもらって、靖国神社に参拝に行ってまいりました。〜〜〜〜「割愛」〜〜〜〜〜〜12時の黙とうにむけて一行は、日差しと人込みを避けるように日陰を歩きながら境内に向かい、12時に黙とう。
その後、境内から少し離れた場所で、太賢さんと三人でお施餓鬼をしました。お施餓鬼とは、食べ物が喉を通す事を出来ずにいる餓鬼世界にいる生類にお加持したお供物をもって済度し、功徳を法界に回向するものです。

お施餓鬼の間も神経を張り巡らし、尖らせていましたが、数人の方が後ろから「パンパン」と柏手を・・・(笑)日本人の反射的行動でしょうね(笑)

現内閣のすこぶる残念な閣僚達は来なかったようですが、靖国参拝は政治的利権で行うものでも、国民の評価を上げるものでもありません。むしろ、今の日本を食い物にしている政治家なんか、英霊からしたら来て欲しくないでしょうから。[引用終了]
Posted by みたいな実 at 2012年02月08日 17:18
日本人に「国家の為に命を賭けろ」と宣揚するのは、日本人の富やエネルギーを日本国に集中させる為。明治以降の近代日本はいつからかそうして集めた日本人のエネルギーを、朝鮮人へ献上し続けるようになってしまった…。

朝鮮人への献上を正当化するためなのだろう。近代日本の維新体制は、戦前は日鮮同祖論、五族協和、大東亜共栄圏という観念や理想を宣伝し、戦後は国際化、多文化共生、東アジア共同体などと宣伝している。字面は異なるが内容はすべて同じことの繰り返し。

---引用---

月刊誌うけひのもりでも、やたら「人類融和」とか「世界中の誰もが仕合せ(幸せ)になれる本当の幸福

論・真実の世界平和論『まほらまと』」…と謳われている

---引用終わり---

國體護持塾にも同じ匂いを感じます。

「人類」「世界中」という概念の中には、ちゃっかり朝鮮人も含まれますので、日本人の富やエネルギーを朝鮮人へ横流しするのに都合が良い概念なのでしょうか。日本人から富やエネルギーを搾取し朝鮮人に献上する為の國體(システム)ならば護持しても仕方ないのですが。

戦前礼賛・回帰派やいわゆる保守思想には朝鮮半島との関わりの中で致命的な欠陥を抱えているように思えてなりません。
Posted by 三四郎 at 2012年02月08日 17:22

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