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雪まつり“初音ミク”倒れけが人

2月7日 18時56分

雪まつり“初音ミク”倒れけが人
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7日、「さっぽろ雪まつり」が開かれている札幌市の大通公園で、架空の少女アイドル「初音ミク」というキャラクターをイメージして作られたおよそ2メートルの雪像が突然倒れて近くを歩いていた女性に当たり、女性が腰を打つけがをしました。
警察は暖かさで雪が緩んで倒れたとみて調べています。

7日午後4時半ごろ、「さっぽろ雪まつり」のメイン会場の札幌市の大通公園で雪像が突然倒れ、雪の塊が近くを歩いていた61歳の女性に当たり、女性は腰を打つけがをして病院に搬送されました。
倒れた雪像は、デジタル技術で作られた架空の少女アイドル「初音ミク」というキャラクターをイメージして作られたもので、高さは2メートルほどあったということです。
気象台によりますと、7日の札幌市は日中の最高気温が2度2分で平年より3度近く高い状態だったということです。
警察は、この温かさで雪像の雪が緩んで倒れたのではないかとみて詳しい状況を調べています。
岐阜県から訪れた女性は、「雪像が壊れ、びっくりしました」と話していました。
札幌市の男子大学生は、「写真を撮っていたので壊れて残念です」と話していました。
さっぽろ雪まつり実行委員会の石川雅也管理部長は、「雪像は不安定だとは思っていなかったが見物客に当たってしまい申し訳ありませんでした。原因を詳しく調べたい」と話しています。