博物館
第1夜
今回のテーマは“博物館”。
日本全国には、都道府県に登録されている博物館だけで、その数およそ5000。
個人が運営するものを含めると、7000とも…!
中でも自然科学をテーマにした博物館は、
大人もとりこにしてしまう魅力がいっぱい!
スタジオには、そんな“理系博物館”にハマってしまったファンが大集合。
日本中の博物館をすべて制覇しようともくろむ達人も登場!
博物館ナイト、アカデミックにスタート!
体験型博物館へ行こう!
思わず行きたくなる、体験型の博物館は?
千葉県立現代産業科学館(千葉)

電力や鉄鋼などの産業を支えてきた科学技術を学べる博物館。科学技術の仕組みを楽しく理解してもらうため、さまざまな実験を披露!


ぽんさん
映像では伝わらない! 私がおすすめなのは、雷の再現をする放電実験です。もう、ドキドキします!
来るぞ来るぞって!
実際に行くと、お腹にくるような破裂音で、何度も行ってわかっていても、ハッとします。それがスカッとするんです。
多摩六都科学館(東京)

普段は目にすることのできない宇宙開発の技術から、
地元・武蔵野の自然までを体感しながら学べる施設。


さとるさん
無重力を体験!? 『ムーンウォーカー』といって、月の重力が体験できるところがあるんです。しかし、これには身長制限があって、息子のりゅうはまだ体験できていないんです。


りゅうくん
スペースシャトルが楽しかった! 「スペースシャトルの実物大の模型みたいなやつの上にいって、楽しかった!」
(りゅうくん)

「中がジャングルジムみたいになっているんです(笑) 上の方で外を見ると、宇宙飛行士がひっくり返っている模型があるんですよ」
(さとるさん)
はまぎん こども宇宙科学館(神奈川)

ロボットアームを使った宇宙ステーションでの作業や、宇宙飛行士の訓練を疑似体験できるアトラクションがいっぱい!


左:颯天くん
右:颯天ママさん
星の重さを体感!? 「星の重さを比べるコーナーがあったりするんです。太陽は持てないほど重かったです!」(颯天くん)

「星によって重力が違うじゃないですか。同じ大きさのボールが、もし木星に行ったらこのぐらいの重さになる、というのを体感できるんです」(颯天ママさん)

地球上で1sの物質を他の星にもっていくと、どのくらいの重さになるのか。
実際に持ち上げて比べることができるんです。
ちなみに、木星では2.54s、太陽では28sに!
むかわ町穂別地球体験館(北海道)

「地球を一周した気分」になれちゃうお得な博物館!

地球旅行 豊かな地球の環境を肌で感じることができる、このツアー。
気温30℃、湿度80%のジャングルから、摂氏50℃にもなるしゃく熱の砂漠。
さらには、将来訪れるかもしれない氷河期など、
地球という星のさまざまな姿をおよそ30分で体験できるんです!

ちなみに、北海道なので、冬の間はお休みです。
※2012年3月17日 営業再開


左:弐四四さん
右:ニカさん
50℃の世界から、−20℃の世界まで 「一応、博物館の入口には「体調がすぐれない方はお申し出ください」と親切に書いてあります!」(弐四四さん)

「私も行ったことがあります。楽しかったですね! なぜか、最後に宇宙があって終わるんです。宇宙の気温は“常温”!(笑)」
(ニカさん)
キッズプラザ大阪(大阪)

ここには遊び方のルールはありません。子どもたちは広い館内を自由に巡りながら、自分で遊びを発見していくんです。


愛美さん
まるで遊園地! 大きなテーマパークみたいな感じ! これは大型遊具になっていて、4階から5階につながっていて、アスレチックみたいになっているんです。
一番楽しいポイントは“シャボン玉”!
※大きなシャボン玉の中に入る体験ができるというもの


静一朗くん
ロボットのプログラミング パソコンでロボットに命令を入れて、ロボットを動かすということをやりました。例えば、「〇メートル動く」とか「〇度場所を動かす」とか。


静一朗ママさん
大人には大人の楽しみ方が…! 子どもたちには勝手に遊んでいただいて、お母さんたちはお母さんたちで、ゆったり休憩できるスペースがあるので、そこでとにかく、おしゃべりを! 何といっても、キッズプラザ大阪の前には、日本一長いといわれる天神橋筋商店街があるので、しゃべりあきたらそこに行ってそれぞれ買い物を…(笑)
体験できる博物館は、子どもがイキイキとする場所

荒俣 宏さん
かつては大人の楽しみのために 体験となると、お子さんたちがイキイキとしてきますね!
昔は、大人の楽しみのためにやっていたんですよ。博物館みたいなものがない時代から、特に科学的な実験は“ショー”ですからね! 平賀源内のエレキテルは、みんなで手をつないでさわると、ビリッとくるんですよ。これは立派な科学実験なんだけれども、ビリビリするのを大人たちがおもしろがっていたんです。
ねっちゅーりっぷが行く!
やって来たのは静岡県掛川市。ここに、博物館巡りの達人がいる!
博物館巡りの達人! 清水健一さん 56歳

博物館巡りファン歴 13年! 大手メーカーのエンジニアとして働きながら、休日はもっぱら全国の博物館を巡っているんだそう。


今までに訪れた博物館数、約2000! 清水さんの夢は、日本に7000ほどあるといわれる博物館、すべてを制覇すること!

この日は金曜日。勤務時間が終わるとそそくさと席を立つ清水さん。

「時間がもったいないんで、このまま博物館に出発です。普段から、Ready to Go の状態ですから!」(清水健一さん)


駐車場で待っていたのは、
清水さんの自家用車
「自家用車じゃないんですよ!
 これは、わたしの前線基地なんです!」
(清水健一さん)

一見なんの変哲もないワンボックスカーですが…実はこの車、効率よく博物館をまわれるように特別な改良が加えられているんです!


博物館巡り専用車両 内部はすべて、清水さんの手作り。
豊富な収納スペースが確保されたキッチン。
テーブルを外すとイスがベッドに早変わり!
車内で快適な睡眠がとれるんです。
ただのキャンピングカーじゃないかって?

いえいえ、前線基地たる理由はこれ!
なんと! バイクが搭載できるんです!
清水さんの博物館の巡り方は、まずこの車で目的地近辺へ移動。そこをベースに、機動力の高いバイクで周辺の博物館を、時間の限り回るのだとか。
前線基地に乗り込み、早速、博物館巡りへ出発!

今回の目的地は、掛川市から220q離れた東京・福生市の周辺。土日の2日間で、東京の多摩地区にある博物館を10か所以上回る計画!


PM9:00 予約していた福生市の駐車場に到着。

今夜はここで宿泊。明日に備えます。
AM5:00 訪ねると、すでに起き出していた清水さん。
まずはキッチンで、お昼のお弁当作り!

「博物館が開いている時間が9時から5時までしかないので、お昼食べてる時間がもったいないんですね」(清水健一さん)


AM8:30 お弁当と一緒に作った朝食を慌ただしく食べたら、機動力抜群のバイクにまたがり、いざ出発!!
AM9:00

最初に訪れたのは“羽村市郷土博物館”。


展示の中心は“玉川上水” 江戸時代に、ここ羽村から江戸の町に飲み水を供給するためにひかれた上水道です。これは、当時使われていた水門を実物大で復元したもの。実際に手で触れて、その仕組みや大きさを体感できます。玉川上水の一部は、今でも現役の水道施設として活躍中。多摩川の水を飲んでいる地域の小学生は4年生になるとここを訪れ、水の歴史を学ぶのだそうです。


「こういうミニチュアが一番好きですね。自分が中に入っちゃっている気持ちになって見るんですよね。自分が当時の人が見た姿というのがイメージできて」(清水健一さん)


滞在時間はおよそ1時間 写真撮影が許されている場所では、すべてをカメラに収めるのが清水流。その数は、一度の旅で4000枚になることも!

「後でじっくり読みたいし、整理してもっと深く勉強したいんです」(清水健一さん)
AM10:30

続いて向かったのは、羽村市のお隣り“瑞穂町郷土資料館”。
図書館の3階が資料館になっています。


レアな博物館狙い? 町内の古民家から譲り受けた農機具や日用品など、町の歴史を知る貴重な資料が展示されています。でも、この時のお客さんは清水さんただひとり…。

「人が来ない博物館を狙ってるわけではありません。こんな楽しい博物館に、何で人が来ないのかなって思うんです」
(清水健一さん)


昼食時間はわずか5分! 50分ほどで隅々まで見て回ると、早起きして作ったお弁当を5分で食べ、バイクにまたがり次の場所へ!
PM12:00

やってきたのは“元狭山ふるさと思い出館”。
昭和6年に建てられた旧・元狭山村役場を復元した建物。


ここは博物館じゃないのでは…? 現在は瑞穂町の多目的施設として利用。

「野外博物館っていうのありますよね。たったひとつしかないけれど、立派な博物館のひとつだと私は定義しています」
(清水健一さん)

こちらは外観を15分ほど見学して終了。

こうして、休む間もなく博物館を巡る清水さん。バイクのこれまでの走行距離は、なんと12万q!
PM12:30

続いては“武蔵村山市立歴史民俗資料館”。


まだまだ序盤? 自然豊かな狭山丘陵で、人と自然が共存してきたこの地域の歴史を紹介する展示や、伝統の織物・村山大島紬なども見ることができます。

午後1時の段階で、清水さんが訪れた博物館は4か所。これでもいつもより、ちょっと少なめなんだとか…。


「私はあと3つくらい、博物館を回ろうと思いますので、お先に失礼いたします!」
(清水健一さん)

もしかして、お邪魔でしたか!
こりゃまた失礼いたしました!
お気をつけて〜!
小さな資料館まで行きたくなるんです

清水健一さん
狭く、深く 特定の分野を深く展示してくれる博物館が多いですから、小さいこと自体はそんなに障害にはならないです。郷土博物館も、その土地の特色のあるものを展示してくれていますから。そこでしか見れない展示ですからね。


清水健一さん
家族と感動を分け合いたいのに…! 「家族には、できれば一緒に来てもらって、得た感動を共有して会話したいんですけど、なんでかついてきてくれないんですね(苦笑)」(清水健一さん)

荒俣 宏さん
「清水さんを、抱きしめたくなってしまう…! うちもね、誰も付き合ってくれないんです!」(荒俣 宏さん)

「博物館に行くって、やっぱり新しい発見ですから。VTRにはありませんでしたが、博物館の中で、学芸員さんとはヘビーな対話をしています(笑)」(清水健一さん)
国立科学博物館の 私流 楽しみ方!
理系・博物館ファンの聖地、通称“科博”。
巨大な科博の魅力を知り尽くしたファンならではの楽しみ方をご紹介!
ココリコ田中の 科博の歩き方

科博がだーいすきなゲストの田中さん。
科博のまわり方に“マイルール”があるのだそう。


お気に入りのコースで だいたいお昼時に行って、まず地球館の2階にあるレストランでごはんを食べるんです。『スタミナ重』でスタミナをつけてからスタートします。僕は、53番の席が好きなんですけど、53番の席でスタミナ重を食べたら、地球館の3階の“ヨシモトコレクション(※)”っていう、剥製がたくさん並んでいるところに。あ! 芸人さんは並んでないです!!


田中直樹さん
動物の剥製が並んでいて、すごい迫力! うわ、すごいなって思いながら地球館で世界をなんとなく広く見て、最後は日本館で自分たちの日本にスポットを当てて帰る、っていうコースが多いですね。

※ヨシモトコレクション
…ハワイ在住のワトソン・ヨシモト氏より寄贈された400点もの剥製標本
展示品は今さら見ない!

建物が好き! という井出さん。足しげく上野に通い、四季折々の博物館を収めた自分だけの写真集を作っているそう。


井出さん
光がきれい 天気のいい日は必ず行って、写真を撮るんです。上野の森は、建物がとてもすばらしいんです。国立科学博物館もすばらしいし、国立西洋美術館もすばらしいし、正面の東京国立科学博物館もすべてすごいんです。みんな重要文化財になっています。
ステンドグラス

大正時代に活躍したステンドグラス工芸家・小川三知(1867〜1928年)の作品。このモダンな芸術に、ハマってしまった人は多い。


井出さん
科博で特に気に入っている場所 博物館の中の、ステンドグラスが特にすばらしいんです。天井のドームの一番上にあるステンドグラス。それだけでなく横にもすばらしいステンドグラスがあるんです。


だがやもんさん
すごくきれい! 自分のパソコンの壁紙をステンドグラスの写真にしています。


中越典子さん
知らなかった! 私、ステンドグラス好きなんですよ。教会とかに行けばもちろんいっぱいあるじゃないですか! そういうところで写真とかいっぱい撮ってきてたんですけど、博物館で見られるなんて知らなかった!
壁を見よ!

窓もいいけど、壁も見て!


延江さん
大人の宝探し 科学博物館ですから、展示品としていろんな化石がいっぱいあるんですが、実は、壁の中にも埋まっているんです。石材が、非常に高価な大理石を使っているんですって。よく見ると、その大理石の中にアンモナイトとか、ベレムナイトとか、そういったものが埋まってるんです。
見つけたら誰かに教えたくなりますね! たいていウケます。いい大人に伝えているわけですけど、みんな子どもになったように探し出します。


気づかなかったら
延江さんににらまれる!?
「知らないで、化石の上にもたれて休憩してることもあるっていうことですよね!」
(田中直樹さん)

「その場合は、延江さんがかなりにらんでいることがあります!」(中田敦彦さん)
最新研究リポートを見よ!

科博の地下3階にある「科学の活動」というコーナー。ここでは、科博に所属している研究者たちがまとめた最新の成果を見ることができる。


だがやもんさん
展示の仕方が自由! 「かなり、研究者の個性が出る展示でして。これは地質学の先生のリポート。「然の 質作用で生ずる 体物質」で『天地固』という展示。意味わかんないですよね! 『原作:宇宙、脚本:地球』とか…。」
(だがやもんさん)


このコーナーには他にも、斬新な研究発表がいっぱい! 生物の設計図といわれるDNAをバーコードで表現してしまおうという研究や、日本に数千種類もいるといわれながら、体調2oと小さく、未知の部分が多いアリヅカムシの研究など、ひとつのことをとことん極めたリポートの宝庫です。
専門的すぎる博物館に行ってみる?
博物館と一口にいっても、そのテーマは千差万別。
日本全国には、ひとつの分野を徹底的に追求した博物館もたくさんある!
ねこの博物館(静岡)

ねこ好きな人がねこカフェ気分で遊びにいくと、驚くこと請け合い!

中に足を踏み入れると、迎えてくれるのは世界中から集められた猫科の動物の剥製や骨格標本。リアルなものだけではありません! ねこに関するあらゆるグッズも集められているんです。


ユキさん
動物好きじゃなくても楽しめる! ネコ科の博物館で、ネコ科の動物の剥製がたくさんあって、すごくダイナミックで! 近くから細部まで見ることができるんです。剥製って苦手だったんですけど、ここの剥製は勢いがあってかっこよかったので、すごく剥製が好きになりました。


田中直樹さん
動物好きだけど知らなかったです! ねこ科の中で違いを比べるのもおもしろいですね!
太地町立くじらの博物館(和歌山)

7歳の植田陽太くんのお気に入り!


植田陽太くん
どんなところ? 「くじらといっぱい遊べるところ!」
(植田陽太くん)

捕鯨の町として知られる、和歌山県太地町。ここに、世界最大級のくじらの博物館があります。
クジラ・イルカの生態や、捕鯨の歴史が学べるだけでなく、すぐそばの海で一緒に遊ぶことができるんです。

荒俣 宏さん
「僕もすごい好きなんですよ。すごいのがいるんですよ! 世界で多分、ここでしか見られないようなのもいるんですよ。」
(荒俣 宏さん)


そのめずらしいイルカが、はるか(♀)。はるかには、普通のイルカにはない特徴があります。それが、腹びれ! イルカの祖先は、陸に住んでいたほ乳類。この腹びれは、かつての後ろ足の名残りではないかと考えられています。
造幣博物館本局(大阪)

日本の貨幣を製造している造幣局の施設。
世界の通貨や、コインの製造工程を見ることができる。


愛美さん
渋い好み! この博物館には、今の現金だけじゃなくて、昔からの現金が置いてあるんです。銀塊とか、金塊とかもあってけっこうおもしろいんですよ。


愛美さん
ここで問題です! 「この大判なんですけど、推定1億円するんですよ。これは、ある人が作ったんですけど、それは誰だかわかりますか? 時代は、安土桃山!」(愛美ちゃん)

中田敦彦さん
「わかった! 大阪だし。秀吉だ!!」
(中田敦彦さん)

「正解! 今はもう5〜6枚しかなくって、非常に価値が高いものなんですって」
(愛美ちゃん)
※天正菱(ひし)大判といわれるもの

荒俣 宏さん
「さすが“貨幣博物館”だけあって、ゴミじゃなくて1億円の値段が付くんですね!」(荒俣 宏さん)


愛美さん
愛美ちゃん流の楽しみ方 世界にちょっとしかないものとか、日本国内にちょっとしかないものをずっと見るのが好き♥
かちどき 橋の資料館(東京)

勝どき橋が、どのような仕組みで開閉していたかを今に伝える資料館。
建設当時の資料や、実際に使われていた機械をそのまま展示!


小暮純一さん
“今は使われていない”のが大事! 橋を駆動する機械に電気を送っていた変電所を改修して、資料館にした建物なんです。中はほとんどその当時のままで、電気を送る操作盤とか、橋を動かすメカニズムに電気を送る機械が展示されているんです。さっき荒俣先生がおっしゃられましたけれども、廃材みたいなものなのですが、我々にとってはゴミではない! 今となっては役には立たないですけど、大きな機械を見ると、心がすごく安らぐんです♥


小暮めぐみさん
夫婦で見に行きます 「私も心が安らぎます。」
(小暮めぐみさん)

「いいパートナーを見つけてよかったですね〜! 清水さーん!! かわいそう…!(笑) 愛車があるから! 田中さんは奥様も一緒に行かれるんですか?」(中田敦彦さん)

田中直樹さん
「いや、私も“清水派”です! 家族で行くこともありますが、ひとりで行くことの方が多いかもしれないです」(田中直樹さん)
博物館ナイト、いかがでしたか?

芹那さん
博物館に新たな思いを 博物館って、ひとりで行った方が楽しめるものだったりするけど、清水さんのVTRを見ていると、追求しすぎると孤独すぎてさみしいなって(笑) ほどほどにしたいなっていう気持ちを新たに感じました。


田中直樹さん
やっぱり家族に伝えたい 家族で行ける体験型の博物館が、こんなにあるんだってすごく勉強になりましたし、子どもや家族に体験させたいなって思いましたね。


荒俣 宏さん
“好奇心”が満たされる場所 何の役にも立たないし、別にお金がもうかるわけでもないのになぜ行くか。“好奇心”なんですね。これが満足させられるので、現金をもらうのとは違う喜びがある。それが博物館なんですよね。
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ゲスト&コメンテーター
荒俣 宏博物館をちょっと変わった見方から解説!
荒俣 宏
博物館の定義…、まぁ、僕流に言うと“ゴミの山”ですね! お金や金は金庫に入っているけど、そういう価値のないものは、通称“ゴミ”といって、放っておくと捨てられるわけですよ。これをわざわざためる! これが博物館です。
田中直樹
(ココリコ)
息子を連れて、博物館巡りを楽しんでいる!
田中直樹
上野の国立科学博物館が大好きで、子どもにも伝えたいと思ってよく連れて行くんですけど、例えば、動物のはく製の良し悪しは、おしりの穴で決まるというのを聞いたことがありまして。おしりの穴のクオリティがはく製のクオリティにつながると! 一体一体、クオリティを説明していたら、7歳の息子、吐きそうになってました。
こっちの熱と、子どもの興味とうまくあいだを取って回ってあげないとと勉強になりました!
芹那
(SDN48)
ちょっと時間が空くと、つい博物館に行ってしまう!
芹那
北海道出身で、すごい田舎町で育ったんですけど、郷土博物館みたいなところがあって、そこが唯一の私の遊び場所だったんです。そこにはよく行ってました。