最近開発をしてきて開発者に重要だと思うのは、
・問題を発見する力
・問題を解決する力
の二つだと思っている。
実際にコードが綺麗とか、技術が卓越している、というのは個人の手腕であり、
持ちうるスキルではあるのだけれど、
それは「問題を解決する際に使われる力」だ。
そして、これには「コミュニケーション力」や「交渉力」、
「論理的思考」や、「選択肢の中から成否を見据える力」も含まれている。
そして、これを行うためには「問題を発見する力」が欠かせない。
「何が問題なのか?」を考えずにこれらの力をふるうことはできない。
いかな高い技術力があっても、それを使う場所や使うべき場面が解らなければ何の意味もない。
要するに重要なのは「問題を発見し、解決する力」だ。
これが出来れば職場も個人の問題も、何でも解決できる。
そして、組織が強いのは沢山の眼があること、沢山の思考があること。
要するに重要な力は2つに分割することができる。
勿論、「解決できない問題」も存在するし、「そもそも問題とは何か?」ということもある。
でも、解決できる問題を見つけて解決していけば前に進むことはできる。
そうすれば、視界は広がって、もっと大きな問題に出会える。
基本的に問題を解決することは楽しいことばかりだ。
学校のテストのように答えが用意されている訳ではないし、
その答えが正しかったかが分かるのが10年後だったりもするけれども。
そして、文句ばかり言う人たちは本当には問題を発見できていない。
問題を発見するには、不平不満を述べるのではなく、
手を動かし口を動かし、様々な事に耳を傾ける必要があるからだ。
だから、問題を見つけたら愚痴る前に何とかしてみようと自戒する。
さぁて、もうちょい頑張らないとねえ。