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【芸能・社会】光一帰還 母なる帝劇 震災で中止以来「SHOCK」初日2012年2月8日 紙面から SHOCKが帝劇に帰ってきた。KinKi Kidsの堂本光一(33)が主演する人気ミュージカル「Endless SHOCK」(作・構成・演出ジャニー喜多川)が、1月の博多座公演を無事に終え、7日に東京・丸の内の帝国劇場で初日を迎えた。東日本大震災で上演中止となってから11カ月ぶりのホームグラウンド。光一は「SHOCKはこの場所で生まれたもの。いろんな思いがある」と、舞台に立つ喜びをかみしめた。 「ずっとやってきた場所なので、『あ、これだな』って感覚があるんです」。00年の初演からのホームグラウンド。博多座から帝劇に帰ってきた光一は、開演前の会見で顔をほころばせた。昨年3月11日、昼公演の幕あいに地震が発生し、全日程が上演中止になった。今年はSHOCKでは初となる、帝劇で3カ月のロングラン。「いろんな期待が込められているととらえて、一公演一公演を全力でやっていきたい」とあらためて決意を語った。 この日は、今年から第二幕に加わった新ナンバー「Higher」を振り付けした米国の振付師で、故マイケル・ジャクソンさんとの仕事で知られるトラビス・ペインさん(40)も来場。公開通しげいこと夜の公演を見て、「とてもエキサイティングだった。何年も続いているショーとカンパニーに仲間入りできて光栄です」とSHOCKへのリスペクトを明かした。 そのダンスの激しさについて、光一は「トラビスのナンバーって、本当にしんどいんですよ!」と力説。「博多座で一回、重心を低くして足を動かすところで足がパンパンになって、生まれたての子鹿みたいになって…。これはいかん、と自分を鼓舞しました」と苦労を明かした。 光一のダンスはパーフェクトでしたか、と聞かれたトラビスさんは「もちろん。とても誇りに思う」ときっぱり。さらに「役者、シンガー、ダンサーとして、そして人としてもすばらしい。僕はフライングが大好きだから、教えてほしいくらいだよ」と愛着たっぷりに語っていた。 ◆森光子から「笑顔」のエール光一と親交があり、SHOCKを初演から見続けている女優森光子(91)がこの日、関係者を通じて、先月22日に撮影した写真を光一に届け、エールを送った。都内のホテルで食事した際に撮影したもので、森はSHOCKのチラシを両手で頭上に掲げ、にっこり笑っている。近影の公開は、昨年1月の書籍「帝劇ワンダーランド」(10年11月撮影)以来。光一は「食事を差し入れてくれたり、いつも気に掛けてくれて…。無償の愛を感じております」と感激していた。 製作の東宝は森を初日公演に招待したが、森は「私が行くとみなさんに迷惑がかかる」と自身に注目が集まってしまうことを懸念し、写真を届けることにしたという。 ◆3カ月ロングラン!故・森繁さんに並ぶぞこの日の公演は通算834回目。3月30日の夜の部で、故・森繁久弥さんのライフワークだった舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主演回数「900」という大記録に並ぶ。全公演即日完売という高い人気のまま、来年は1000回の大台を迎えることになりそうだ。 PR情報
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