築地場外市場に鮮魚マーケット　移転してもにぎわいを

　築地市場（東京都中央区）の豊洲地区（江東区）への移転に伴い、隣接する場外市場など周辺からにぎわいが消えるのを防ごうと、中央区は場外市場の一角にある区有地に「鮮魚マーケット」（仮称）を設けることを決め、７日発表した。

　場外市場には食文化の情報を発信する拠点もつくる方針で、２０１２年度予算案に計約６６００万円を計上する。

　区によると、マーケットは現在、駐車場として使われている約４千平方メートルの区有地に整備する。鮮魚や青果を販売する店が、少なくとも約１００店入居。１４年度中に予定されている移転の半年前を目安にオープンする。