お笑いのほか、俳優業などでマルチな魅力を発揮する設楽が、4月スタートのフジテレビ情報番組の“起爆剤”となる。
「ノンストップ!」はファッションなどのトレンド情報や、人には言えない家庭の問題などの身近な話題から社会問題まで取り上げる情報エンターテインメント番組だ。
同番組の中村百合子プロデューサーは情報番組の司会に初挑戦する設楽について、「多才な人間力が多くの視聴者を引きつけている、今、最も注目されている芸人さん」と絶賛し「この番組を設楽さんワールドに染めてほしい」と期待大。
これに設楽は「この番組を通じてみなさんの生活がより楽しくなるようにいろいろと伝えていきたいです」と新境地の開拓に意欲的だ。
設楽の“相棒”として司会を務めるのは“ヤマサキパン”の愛称で人気の同局、山崎夕貴アナ(24)。1月放送の同局系「ネプリーグ新春SP」などで設楽と共演しており、「頭の回転が速く、優しく包んでくれる温かい人柄でお兄さんのような存在。設楽さんについて行きます」と信頼していた。
「ノンストップ!」のスタートに伴い、同局では12年ぶりとなる午後2時帯の情報番組枠が復活。現在放送中の「知りたがり!」がリニューアルし、同時間帯の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」と“対決”する。
サンケイスポーツではすでに、午後の新情報番組を伊藤アナと住吉アナが担当すると報じており、現在の「知りたがり!」から引き続き出演する伊藤アナは「“おはようございます”と間違わないこと」と約束し、「われわれのあいさつがみなさんの生活の一部となれるように頑張ります」と宣言。
一方、住吉アナはキャリア十分だが、「わたしで務まるか、今から鼻血が出そうです」とユーモアたっぷりにコメント。同局は2つの情報番組のスタートについて「東日本大震災の発生以降、生の情報に対する価値が再認識されているため」と説明している。
(紙面から)