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気温上昇 雪崩や融雪に注意を

2月7日 5時46分

気温上昇 雪崩や融雪に注意を
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前線と低気圧の影響で、7日は、東北から九州にかけての広い範囲で雨が降り、ところによって2月下旬から4月上旬並みに気温が上がる見込みです。
積雪の多い地域では、雪崩や落雪、それに急な雪解けによる浸水などのおそれがあり、気象庁は、十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、太平洋側に延びる前線と、本州の南岸の低気圧に南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東北から九州にかけての広い範囲で雨が降り、沿岸部を中心に南寄りの風が強まっています。
静岡県御殿場市では午前4時6分ごろに26メートルの最大瞬間風速を観測しました。
低気圧はこのあと発達しながら北東へ進む見込みで、7日は全国的に気温が上がり、広い範囲で雨が降る見込みです。
日中の最高気温は、▽青森市や札幌市で4度、▽秋田市や長野市で6度、▽新潟市で7度、▽東京の都心で17度などと予想され、ところによって2月下旬から4月上旬並みの暖かさが見込まれています。
積雪の多い日本海側や山沿いなどの地域では、気温の上昇と雨で雪崩や屋根からの落雪の危険性が非常に高くなっています。
また、急な雪解けによる低い土地の浸水や川の増水、土砂災害のおそれもあり、気象庁は、十分注意するよう呼びかけています。