優れた報道を顕彰し、支援する市民団体「メディア・アンビシャス」(代表世話人=山口二郎・北大教授)が選ぶ今年度の受賞作が決まり、7日夜、札幌市で表彰式があった。活字部門の大賞には大間原発(青森県大間町)を取り上げた北海道新聞の連載「岐路 大間はいま」が、メディア賞には朝日新聞で連載中の「プロメテウスの罠(わな)」、アンビシャス賞には同じく朝日新聞の「ウィキリークスにかかわる一連の報道」が選ばれた。
映像部門は大賞がNHK「ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図」、メディア賞もNHKスペシャル「シリーズ日米安保50年第2回沖縄“平和”の代償」、アンビシャス賞は札幌テレビ放送「届かない最期の声 死因究明の闇」だった。