福島県内のＪＡ、漁協、森林組合、生協でつくる「地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会（地産地消ふくしまネット）」は２９日までに、県内企業に県産のモモのギフトを利用してもらう取り組み「福島応援隊」を始めた。７月５日まで応援隊に協賛する企業を募っている。
東京電力福島第一原発事故の被害に悩むモモ農家を応援しようと企画した。県内に本部や支店がある全国展開の会社を中心に呼び掛け、県外へ向けて県産のモモをＰＲしてもらう。
協賛してくれた企業の社員向けにギフトカタログを送り、注文した人と受取先にサポーターズカードと応援隊ステッカーを贈る。取り組みの協賛金は１口１万円で、企業名をＰＲチラシに掲載する。
注文は７月３０日まで受け付ける。主力のあかつきが収穫できる８月ごろから配送する予定。
収益の一部を東日本大震災の義援金に充てる。
問い合わせは事務局 電話０２４（５２２）５３３４へ。
ＪＡ福島中央会の川上雅則参事兼会長室長と和田光浩農業振興課長、コープふくしまの根本茂店舗部次長は２８日、取り組みのＰＲのため福島民報社を訪れた。
【写真】ＰＲする川上参事兼室長（中央）ら