05

1月

2012

小名浜港再開発にイオンモールが参入

 

震災前より、県と市が進めてきた小名浜港背後地の再開発。昨年末、その計画の主軸となる開発事業協力者にイオンモール株式会社が選定された。復興の目玉とされる小名浜港の再開発に突如浮上した「イオンモール進出」。この計画を考えることを通して、小名浜のこと、いわきのこと、考えてみませんか?

text by Riken KOMATSU

 

小名浜港背後地の再開発とは、平成22年に策定された福島県といわき市による土地整備事業計画。アクアマリンパークと既存の市街地の中間にある広大な土地を「都市センタ―ゾーン」とし、港と市街地の一体的なまちづくりを目指そうというものだ。現在、この中間地には福島臨海鉄道の小名浜駅があるが、駅全体をまるごと移動させ、その跡地に商業施設などを建設することで、県内最大の観光地であるアクアマリンふくしまと市街地を有機的に結びつけようという狙いがある。

 

ちなみに、小名浜港の再開発については、国道交通省が主体となった「小名浜東港地区国際物流ターミナル整備事業」という別の計画も存在する。こちらは、レインボーブリッジのような大きな橋が建設される計画であることから、策定当初から大きな話題となっていた。「小名浜港背後地」と「小名浜東港」。この2つの開発計画を抱える小名浜港エリアは、開港以来史上最大の変革期を迎えているといっても過言ではない。

 

小名浜港と小名浜東港をつなぐブリッジ。観光名所になることへの期待もあるようだが、、、。
画面中央が小名浜東港となる場所。

2つの計画が進められる中で発生した東日本大震災。小名浜港の惨状は、マスメディアやブログなどで伝えられている通りである。港には漁船が打ち上げられ、港のそばの住宅や商業施設の多くが破壊された。原発事故による影響から観光客も激減するなど、小名浜港エリアは今、苦境に立たされている。そうした状況を受け、小名浜港背後地再開発は「震災復興の目玉事業」として推進されることになったのである。

 

本来は自治体や地元住民らが主導となって、地域社会に密接に関わりあう開発が目指されていたものの、いわき市により昨年11月18日に急遽事業者の募集が始まり、12月末には「イオンモール株式会社」が事業者に選定された。イオングループといえば、大型スーパーマーケットやショッピングモールの全国展開で事業を拡大している業界最大手の流通企業。2011年の3月に、グループ企業のスーパーである「ジャスコ」や「サティ」が、すべて「イオン」に統一されたことも記憶に新しい。そのイオンモールがいわき市に提案したのが今回の計画である。開発理念は「いわき “絆” プレイス」。完成予定は、2015年度末だ。

 

 

それでは、イオンモールがいわき市に提案した具体的な計画とはいかなるものなのだろうか。いわき市のホームページ、およびイオンモールのウェブサイトなどに掲載されている関係資料などを用いて、ざっくりと見ていきたい。

 

赤で記された「都市センタ—ゾーン」が事業の対象となる。資料はいわき市ホームページより引用。
「都市センターゾーン」の東端より。小名浜駅の敷地となっておりコンテナヤードのような場所だ。

 

ー計画はいかなるものなのかー

 

事業が予定されている土地は、アクアマリンパークと市街地の中間にある、およそ60,000平方メートルの土地だ。現在は、前述したように、福島臨海鉄道の小名浜駅があり、貨物列車やコンテナなどが多数置かれ、大きな倉庫も並んでいる。一般人が入れない場所になっていることから、アクアマリンパークと市街地を「分断」してしまうような形になっていた。「都市センタ—ゾーン」には、この両者をつなぐ役割が期待されている。

 

イラストを見ると、やはり中央上部に位置するモールに目がいく。ここが、計画の目玉「マルチエンタテイメントモール」と呼ばれるブロックだ。1階はピロティ駐車場になっており、2~4階がモールになるという。モールの中には当然ながら総合スーパーのほか、飲食店、各種専門店、クリニックなどが入り、シネマコンプレックスの導入も検討されている。モールの右隣の「ENTERTAINMENT」と書かれた大きな建物がそれだろう。

 

イラスト左、アクアマリンふくしまの北側には、交通ターミナルができる予定だ。計画によれば、レンタカー、レンタサイクルなどを置くことで、広域観光客の行動拠点としての整備を図るという。また、イラスト右手の「いわき・ら・ら・ミュウ」の上部には官公庁の施設が集約される計画だ。福島海上保安部や港湾事務所などの施設が入ることになるのだろうか。

 

いずれにしても、これは単なる「計画」であり、これが合意に至らなければ具体的な事業は進まない。しかし、計画を提案したイオンモールが「事業者に選定された」ことは紛れもない事実だ。また、この計画はいわき市が「恊働」で進めていく事業でもあり、単なる「ショッピングモールの進出」と考えるべきではないだろう。これは、いわきの観光、文化、景観、歴史などさまざまな要素を包括した「まちづくり」なのである。

 

ー即断に過ぎる計画に問題はないかー

 

しかしながら、イオンモールの選定はあまりにも「唐突」な印象が拭えない。昨年の11月18日に事業者の募集が始まり、その半月後には事業者が選ばれてしまうというような、これまでのいわき市の政策実行のスピードからは考えられないような「即断」に、地域住民の意見は反映されているのだろうか。もちろん、復旧・復興にはスピードが求められるが、このような大規模な「復興のためのまちづくり」の計画が、地域の住民になんのアナウンスもないまま進められることに、「地域住民を無視している」と言う声も多い。

 

一方で、地域住民の「利便性」や雇用拡大など地域経済への効果をメリットと考える人たちも多い。これだけ大規模なモールができれば、アクアマリンふくしまなど既存の観光施設と共に、エリア全体が「観光地化」することになる。モールが、外から人を呼び込むための強力な「起爆剤」となることは間違いない。たしかに、観光地に集まる膨大な数の人を利用することができれば、地元商店街の活性化にもつながる。

 

この事業は、被災地の中でもかなり大規模なものとなるだけに、また、その目玉が「ショッピングモール」であるだけに、まちづくりの観点から全国的な関心が寄せられるはずだ。そうした動きをまちづくりに活かしていくために、まずは、小名浜に、いわきに住む私たちから「どんなまちに住みたいのか」を考え、出てきた答えを共有し、積み上げていくことが欠かせない。その意味では、まさに今が「自分の住んでいるまちを考えるチャンス」と言うことができるかもしれない。

 

建設が現実味を帯びてくれば、今後、さまざまな立場からさまざまな意見が発せられることだろう。それを一部の「まちづくりマニア」だけの声にしないためにも、tetote onahamaでは、このイオンモール問題を大きな題材として長期的に取り上げていく予定だ。まずは、計画に対する意見やコメントを大募集。下のコメント欄から記入できるので、小名浜やいわきに関わりのあるあなた、ぜひお気軽に意見を寄せてほしい。

 

 

※いわき市とイオンモールによる計画のpdfファイルがダウンロードできます。

いわき市による小名浜港背後地再開発計画
震災前に策定された計画の原案。当初に想定されていた再開発の計画がわかります。
bijonhonpen.pdf
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イオンモールから出された「いわき “絆” プレイス」計画
いわき市の事業者募集の際に提出された計画のイメージ。
AEON計画.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント [206.1 KB]
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イオンモールの計画をいわき市として発表した概要
イオンモールの計画より若干詳しく説明されています。
kikaku1-1.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント [820.5 KB]
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  • #16

    じゃんがら666 (土曜日, 04 2月 2012 10:27)

    すいません・・・。
    間違ってエンター押しちゃいました。
    以下続き・・・

    前記のご意見を総じて見てみると、現住のいわき市民は大方賛成であるのに対し、市外にお住まいの方は反対意見が多いですね。
    なぜでしょうか・・?

    総括すると、現住の方は今のいわきの商業施設に不満があり、市外の方は現状維持か他にやるべきことがあるだろう案ってところですかね;

    いわきの住民統計を見てみると、全国に右ならえで少子高齢化が進んでます。その他に、若年層の中で特に10代後半から20代の若者の転出が多いのも目立ちます。それは恐らく、市内に入学したい大学や専門学校がない、就職したい企業が無い等々、すなわち若者にとって魅力的な街づくりができていないということではないでしょうか?
    私の同級生も関東圏に行ったっきり戻ってきていません。残っているのは農家の長男勢ばかりです。

    もっと欲を出していきましょう!!小名浜の計画だけでは終わらず、市内全土を再開発して、もっと若者が住みたい街にしましょう!じゃないと、街で見かける人の大半がおじいちゃんおばあちゃんの街になってしまいます。若者が残らないと、古き良き伝統や町並みすら守れなくなってしまいますよ!

  • #15

    じゃんがら666 (土曜日, 04 2月 2012 10:08)

    賛成です!!
    確かに諸問題はあるでしょう・・・。
    しかし、何か大きなことをするときにはリスクは付き物です。
    そのリスクを上手にマネージメントすることが、この計画を実現させるために必要なのではないかと思います。
    後ろ向きな考えを先行させる前に、何がプラスで何がマイナスなのかを明確にし、プラスなことはよりプラスへ、マイナスなことはなるべく小さくするための対応策を講じる。

  • #14

    Banjo was dynamic!! (木曜日, 02 2月 2012 19:30)

    いわき市出身の者です。
    私は、賛成です!いいニュースだなと思いました。

    元々の商店街やいわきや県内の企業にもいい刺激になり、活性化するのではないかと思うからです。

    そして、若い家族が他市や他県に行って買い物をしたりする今の人の流れが変わり、休日に市内にとどまる人が増え、市内の景気もよくなるんじゃないかなと思いました。

    イオンさんに期待したいです!!

  • #13

    19歳 (水曜日, 01 2月 2012 23:13)

     いわき市に住む若者の視点から、私なりに意見させていただく。私はこの小名浜イオンモール計画に賛成だ。
     若者は地域の力である。しかし、いわき市出身の若者の多くは市外へと流出してしまう。もちろんこれは様々な理由によるものであるが、いわき市に若者を惹きつけるだけの魅力がないということも一つの要因ではなかろうか。今後、少子高齢化で若者の数はますます減少すると思われる。若者を地域に引きとめておくことの重要性はさらに大きくなってくるだろう。そこで、若者が魅力を感じるような街づくりをしていくことが求められていると考える。
     いわき市には若者が遊ぶ施設はほとんど無い。強いて言うならば、エブリアや平のイオン、ヨーカドーくらいであるが、それらは若者にとって魅力的な施設とは言い難い。私の高校時代、休日となれば郡山や水戸、仙台や東京へと遊びに行く友人は多かった。若者が集まる街として、イオンモールのような大規模商業施設は必要であると思う。少なくとも、イオンモールができれば私はとても嬉しい。
     魅力的ではないとは言ったが、休日のエブリアへ足を運ぶと、とても賑わっているのが分かる。大規模な商業施設というのは、それだけ大きな集客力があるのである。一方で、小名浜に目線を移してみると、全く活気がないことに驚く。かつては市内随一の観光施設として多くの人で溢れていたアクアマリンやららミュウも、今は閑散としている。私は、そのような光景を見ると胸が痛む。小名浜がかつてのような輝きを取り戻すためにも、大きな集客力を持つ施設の必要性を強く感じるのである。
     地元企業ではないイオンの出店に反対という声もあるが、私はそうは思わない。同様の再開発事業としては、いわき駅前の再開発があげられる。再開発により駅前は綺麗に整備されたが、私個人の印象としてはどうもイマイチだ。特にラトブには魅力的な店舗もなく、駅前ビルとしては不十分だ。見た目ばかりが立派で、中身は空っぽと言うのが正直なところである。このような状況を生み出さないためにも、日本各地に展開しているイオンのノウハウを生かした、魅力的な店舗の集約と運営を行ってもらうことが重要ではないかと考える。
     イオンモールが完成すれば、小名浜の商店街には大きな悪影響が及ぶという意見もある。商店街がイオンモールに客を奪われるということは充分に考えられるだろう。だが私は、地元商店街とイオンモールの連続性を築くことで状況は変わってくるのではないかと考える。イオンモールによって、確実に小名浜に人は集まる。その人々を、どのようにして地元商店街に流すかがポイントになると考える。完成予想図では、イオンモールと地元商店街が分断されているように見受けられる。一体的な構造にするなど、イオンモールに来た人が商店街にも寄って行こうと思えるような工夫が必要だ。
     最も重要となるのは「復興の主体は市民であり、いわきは市民が作り上げていく」という意識であると私は考える。外から持ってきたイオンモールをポンと作っておしまいではなく、イオンモールは復興のためのパートナーという認識で、市民の声を反映させた、市民のための、市民のカラーを前面に押し出した施設であってほしい。イオンモールを作って、その周辺を綺麗に整備して、他は知らんぷりというのではなく、小名浜全体、いわき市全体の活性化に繋がるような施設になることを期待する。将来、小名浜のシンボルと言えば、アクアマリンなどと並んでイオンモールの名が挙がるような、そんな市民に愛されるランドマークになればいいなと思うのである。

  • #12

    高橋 (月曜日, 30 1月 2012 23:13)

    生まれも育ちもいわき市です。

    私も賛成します。

    買い物が好きなのでイオンモールやアウトレットには頻繁に行きます。
    時間のある時は仙台や水戸、つくば、東京方面にも行きます。
    逆に時間のない時にはネットや通販で買い物をすることが多いです。
    いわきは土地も広いし、原発事故がなければ本当に素敵なところです。
    しかし、洋服や靴を見てあまり買う気になれない・・

    山梨から来た者です さんの意見わかります。
    そういう面で言えば、ほんとにただの通過点になっていると思います。
    いわきには子供向けの屋内施設も少なければ、若者の喜ぶような施設も少ないと言っていいと思います。通過点で終わらせないためにも、今後若い世代に喜んでもらうためにも、大型のショッピングモールができるのはいいことだと思います。

    実際ららみゅうにできた「みゅうみゅう」には土、日、祝日問わず多くの子連れがやってきてとても楽しそうに遊んでいます。子供や若者を集める施設はどんどん増やしていくべきです!
    若い人が集まる=将来の発展に繋がる=復興する

    もちろん地元のスーパーや飲食店を入れたり、その辺は上手くやっていただきたいですが・・

    そのためにも人が集まる素敵なイオンモールにしていただきたいです。


  • #11

    地元民 (月曜日, 30 1月 2012 17:22)

    大賛成に決まっている!!
    頑張れ!!

  • #10

    鵜沼英政 (金曜日, 27 1月 2012 10:01)

    そもそも、いわきに観光客は来るのでしょうか?

    いわき市はもっと優先するべき問題があるのは誰でも分かることです。

    八ツ場ダムと同じ構造が見え隠れします。

  • #9

    菅本 (木曜日, 26 1月 2012 14:50)

    いわき生まれの大阪在住の者です。
    私も絶対反対です。どうせ同じ予算で開発するなら地元の力をフルに活かせる施設にするべきです。イオンは岡田克也副総理のご実家事業。国からの補助金を使って儲けようという魂胆はあってはならないことだと思います。震災の後全国のイオンで募金を募り、復興支援セールも行いましたが全額を役立ていないんです。そんな人でなしでへでなしな企業に大事な商店街や個人商店。今まで頑張ってきたヨーカドー、ベニマル、マルト、エブリアなどなどが弱ってしまうことはあってはならないことだと思います。例えば、ブランドショップなんかをいれるにしても食品は地元の商店を出店するなど再開が難しい方のためのチャンスの場所としたらいかがですか?

    アチコチ見ていますがイオンの建物の作りは脆く感じます。大阪にも巨大なイオンモールがありますがヒビや柱の崩れが目立つところが多いです。大きな津波が来た場合、とても耐えられるとは思えないんです。
    ららみゅうやアクアマリン、さんかく倉庫の津波後の姿を見た私は大阪のイオンモールにいる時「今地震が起きたら・・・」と怖くなることが多いです。
    見た目は良いんですが中身は脆い。


    地元の金の流れ、産業、商業、農業、漁業の力を奪いかねないこの出店は慎重になった方が得策だと思います。

  • #8

    山梨から来た者です (日曜日, 22 1月 2012 01:38)

    賛成以外の何物でもございません。
    他県から来たためいわきにあまり愛着がわいていない目線で見させて頂きます。
    いわきに来てまず驚いたのがエブリア以外大型のショッピングモールが無いことです。サティとかがあるじゃんって思う方が居るかもしれませんがあの広さでは正直しょぼいと思わざるをえないレベルです。
    エブリアとていわきだから営業し続けていられるんだろうなぁと思ってしまうくらいの地元スーパーです。
    たかが映画一つ見にくのに100kmも走って郡山、日立に行くって時点で信じられません。
    なぜ今回のような決定を素直に喜べないのでしょうか。不思議でなりません。
    大型モールができる事を恐れていたら何の変化もなく、
    水戸と仙台のただの通過点で終わる。発展のいっさいない街にしかならないと思います。
    もっとほかを見てください!!!

  • #7

    後閑麻美 (金曜日, 20 1月 2012 15:20)

    私は絶対に反対です。ここにしかない景色や環境、街づくりがあると思っています。母の実家がいわきにあるため、小さい頃から慣れ親しんできました。今のままの方が確実ににいいです。私の住む郊外の町にも大きなイオンが出来ました。確かにそこには人がたくさん集まります。雇用は増えるかもしれませんし、ある意味では便利になるでしょう。だけど、大切なものやいまあるいいものは徐々に消えていってしまうかもしれないし、それが薄れてしまったことに気付いた時にはもうどうにもなりません。私の町の市街地は閑散とし、空きテナントだらけです。人の数も減りました。イオンや大型ショッピングモールに沢山の人は常にいます。ですがこの形態が20年30年したときにずうっと続いていくとは私には思えません。人とひととのつながりっていうものや地域の結びつきがそこから発信しているようには思えないからです。
    その土地開発とやらの目的をもういちど考え直すべきだと思います。
    全国何処に行っても同じものが買えるということが、本当に必要なことなのか、もう一度考えるべきと思います。今のままでも十分便利で良い場所だと誇りにもって良いのではないでしょうか。
    私が繰り返し見て感じることは大型ショッピングモールで良くなっている場所はまず、ないと思っています。本当に県民の方々がそういう福島、いわき市を目指すのであれば、わたしの好きだった、みんなに伝えられるいいところはもうなくなってしまったのだと思います。

  • #6

    上田 (金曜日, 20 1月 2012 11:08)

    私は、賛成です。いわき市かえってきて、7年になりますが、常に商業関係に興味を持ち
    情報得てきましたが、今後、これだけの規模の大改装はないと思われる。
    いわき駅前のように、予算関係で中途半端ではなく、大手民間と合同でできることで、
    素晴らしい街にしてほしい。
    ただでさえ、福島県ってだけで、差別され汚染された県と思われるのはこりごり。
    まずは、福島県は[いわき市]から良いイメージを全国に発信することも、大事です。

    欲を言えば、泉から小名浜を乗客できる駅をお願いしたい。

    観光&市民の娯楽をマッチされ、
    いわき市も現在進行形にシフトされることで、活気がでます。

  • #5

    湯本住人 (水曜日, 18 1月 2012 09:29)

    作ること自体には賛成です。

    どれだけの人が集まるのかわかりませんが、小名浜の花火のときの交通渋滞を考えると、周辺の交通事情を大幅に変更しなければいけないのではないでしょうか?

    地震発生から約30分で津波がくるような大きな地震があった場合、その周辺から逃げられる自身がありません。

    また、地元商店との折り合いをどういう風につけるのかと言うのも疑問です。

    植田町民さんの意見に賛同する部分が多いのですが、なくなっちゃったらって考えが重要だと思います。

  • #4

    植田町民 (金曜日, 13 1月 2012 07:03)

    いわきとしては、イ​オンには金を出させるが儲けは出させないという姿勢が重要。あく​までいわき市、小名浜の活性化をメインに据えたものにしないと、​モール以外の土地は焦土と化すことは、今までの経験から解るはず​。例えば管理職を含めた従業員の地元雇用の枠を守らせるとか、商​業施設に入居する大手販売、飲食チェーンの割合を制限して、いわ​きの飲食店の枠を、極めて安価なコストで設けるとか、建設自体、​地元業者を使うことを強制するとか、ゼネコンの利益をコントロー​ルするとか、かなり強面のいわき市長&幹部&地域のリーダー達が​徒党を組んで対応することが必要かもしれません。
    考えてください。イオンや東京の業者は「儲からなければ平気で撤​退」します。撤退された後はどうなるのか、想像する必要があります。

  • #3

    陸前浜街道 (水曜日, 11 1月 2012 22:46)

    私は大賛成です。
    今まで市内に魅力的な商業施設が無く、多くの市民が郡山や茨城(内原・ひたちなか)でお金を
    落としてきました。
    私自身も今は東京在住ですが、いわきに住んでいた当時はちょっとした買い物は郡山・水戸まで
    外出し、いわきに大手資本のアウトレットが来てくれればと切望していました。

    今まで幾度となく、市内に大手のデパートやショッピングモールが出来る噂は出たものの、結局は立ち消えになっていたので今回の発表は正直驚きました。

    私のイメージしていたイオンモールは相馬や水戸内原のような田んぼの中の巨大倉庫でしたが、上記のイラスト図をみる限り小名浜の景観にマッチしていて、4階のオープンデッキからマリンタワーやアクアマリンそして小名浜ベイブリッジを望みながらコーヒーを啜る日が待ち遠しくてたまりません。

    問題は小名浜の市街地の活性化ですが、私自身いわきに住んでいた時、小名浜の商店街で買い物をした事すらありませんでした。理由は魅力的な店がなかったから。
    逆に美味しいと評判だったゼリーの家やチーナン食堂のラーメン・さすいちの親子丼、夜は鎌倉御殿には何度も足を運びましたww

    つまり、市街地に魅力あるお店が増えれば、県内外の多くの人が小名浜の市街地にも足を運ぶと思います。

    最後にこれからの小名浜の発展に多いに期待しています!!





  • #2

    リスポの従業員 (土曜日, 07 1月 2012)

    地域にねざしたリスポのような商業施設は、これからの高齢化社会にはなくてはならないものだと思います。ダイエーもエブリアから撤退しました。このように、大手は駄目ならすぐ撤退できますが、おいてけぼりにされた地域はさびれていくだけです。だから 断固反対です。

  • #1

    Chihiro (土曜日, 07 1月 2012 05:08)

    資料すべて拝見させていただきました。私自身はいわきにいないので ここで意見を言ってよいものか躊躇してましたが、母が小名浜で働いていることもあり 無関心ではいられず書かせていただきました。
    私としては、やはり イオンモールに急遽 決まったことにやや戸惑いがあります。本来の計画は "アクアマリン"や"ら ら  ミュウ"と市街地を結ぶものだったのに、全国どこにでもあるような大型商業施設ができるのであれば、「市街地と結ぶ」よりは「市街地と分断する」結果になりかねないと思うからです。
    私は いわきに お盆とお正月にしか帰りませんが、帰るたびに風景が驚くほど変わっています。そして思うのは いわき本来の街は消え 全国どこにでもある街になりつつあるということです。
    いわき市民の方々にとっては きっと便利にもなり 楽しいと思います。私もいわきに住んでいたら、この計画にわくわくしたかもしれません。
    しかし いわきから離れてみてますと、また一つ 小名浜という街が消えてしまうようにも思うんです。
    復興をテーマということですが、観光客を呼ぶためには 全国どこにでもある街では意味がないと思います。イオンモールは いわきにいかなくても、ほかの地でも行けます。
    ただ イオンモールの持つ構想が地域に根ざしたものであれば 話は別ですが。
    しかし 外部からの客を集めるというよりは いわき市内の客を集めるに留まり、本来つなげようとしていた市街地にある既存の店から人の姿が消えるだけのような気がしてなりません。 だから、本来の計画に沿うように、もっと慎重になってほしいと思います。
    乱文にてすみませんでした。