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2012年2月6日23時33分

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火祭りなのに点火に苦労 和歌山・新宮、雨激しく

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写真:雨の中、ほとんど火のつかないたいまつを持って下りる上り子たち=6日午後7時50分、和歌山県新宮市、水野義則撮影拡大雨の中、ほとんど火のつかないたいまつを持って下りる上り子たち=6日午後7時50分、和歌山県新宮市、水野義則撮影

写真:昨年のお燈まつり=和歌山県新宮市拡大昨年のお燈まつり=和歌山県新宮市

 たいまつを持った白装束の男たちが538段の石段を駆け下りる和歌山県新宮市の奇祭「お燈(とう)まつり」が6日夜にあった。開始直前に雨が激しくなり、たいまつにほとんど火がつかず、異例の「火のない火祭り」となった。

 山の上にある巨岩・ゴトビキ岩をまつる神倉(かみくら)神社の神事。午後7時45分ごろ鳥居の門が開くと、巨岩の前に集まった約1700人の「上(のぼ)り子」たちは雨の中、点火していないたいまつを手に「オー」と雄たけびをあげながら駆け下りた。

 神倉神社によると、火がつかなかったのは最近では例がないという。例年はその年の豊作などを祈るが、神職は「昨年9月の台風12号で大きな被害を受けた紀伊半島の復興も祈った」と話した。(杉山敏夫)

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