原発2号機温度、わずかに低下 注水増加で68・5度に東京電力福島第1原発2号機の原子炉圧力容器の温度が上昇していた問題で東京電力は7日、原子炉への注水量を増やした結果、温度がわずかに低下したと発表した。 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「圧力容器の温度はほぼ頭打ちになり、低下傾向ではないか。引き続き温度の状況を確認していきたい」と述べた。 原子炉への注水ラインは2系統あり、東電は7日早朝から一つの系統での注水量を1時間当たり約3トン増量し、2系統あわせて毎時13・5トンにした。圧力容器の温度は7日午後5時に68・5度とわずかに下がった。ほかの二つの温度計は40度台で安定している。 【共同通信】
|