小学校の宿題
テーマ:中学受験今年の夏休みも小学校の宿題が多く頂きました。
そして、その何倍もの量が、上の二人の中学、高校で出されており、二人とも今、一生懸命(?)にやっています。
上の二人の宿題に比べると公立小学校の宿題って、かなり簡単で単純作業のくり返しの物だったり、本当に必要なのだろうかと思う物だったりするものがあります。
これは夏休みの宿題に限らず、日々の宿題についても同様です。
中学受験生の場合、5年、6年の夏休みは夏期講習で手一杯になって、小学校の宿題なんてなんであるんだろうと思うことがしばしばあります。
でも、基本的には簡単な事ばかりなので、始めてしまえば結構、短時間で終わることも出来たりします。
ドリル系のものは日付を書く欄などがあって、毎日少しずつやることみたいな建前があります。
これも毎日5分ずつとか10分ずつとか、やれば負担が少ないという配慮なのでしょうけど、中学を受験しようという子供には、簡単すぎて、それこそ1日2日、それも2-3時間ずつあれば夏休み全部の分を終えてしまいます。
しかし、この簡単なものの時間ですら、無駄だからやる必要はない、それこそ親が代わりにやってもよいという考え方もあるようですが、私には、それは出来ません。
日本の場合は、小学校も小さいながらも集団生活の場であり、そこで一人一人が別の行動をする事は、あまり許される事ではありません。
もちろん個性は大事にするのですが、集団行動と個性は相容れる事の出来る物だと思っています。
先日、夏の宿泊行事の為の前日行事(健康診断や説明会、そして宿泊行事中の催しの練習)があったのですが、その日はもちろん塾の夏期講座があり、休まねばなりませんでした。
その前日行事は、夏休み中の事もあり、出席簿には関係はありません。
彼の学年にも塾に行っている子は多くいるのですが、その日、健康診断だけ受けて、塾に行くためといって早退した子が一人いたそうです。
私は、その日遅刻して塾にタコ君の為に学校まで塾バックを持って行ったのですが、体育館で催しの練習を楽しそうにやっている彼を見て、こういった仲間との時間と塾の夏期講習とどっちを大事なんだろうかと改めて考えてしまいました。
上の子の時、某超難関女子校の見学をしたことがありました。
平日だったので、授業風景を見学できたので、生徒達の授業風景を廊下から見たのですが、何人かは、明らかに寝ていました。
そして、何人かは、授業とは関係ない違う科目の勉強をしていました。
なんとなくプリントというか、学校の物とは違うようなものをやっていたので、あれは恐らく塾か予備校の勉強なのでしょう。
もしかしたら、学校自体も今の成績さえ良ければ、何をしようとあまり関知しないのかもしれないですね。
これを見た時、子供たちの成績がここに届いたとしても、ここを受ける事はないなと思ったものでした。
学校って確かに勉強する場ですが、それだけではないと思うのです。
一見無駄と思える事もあると思います。
その中で貴重な青春の中で、色んな事を体験し学んでいくのだと思います。
とはいっても、私も学生時代、よく居睡りをしていましたし、授業中漫画を描いていたことなんて、しょっちゅうでした。
しまいには、先生から、お前は、雑談になったら参加しろなんて言われたことすらありましたし、テストの表は×だらけでしたが、裏に描いた 窓の外の景色には花丸を貰った事もあるので、あまり偉そうな事は言えないのかもしれません。(^^;
1 ■無題
hayataさんの意見に大いに賛成です。
やはり学校が基本。塾はこちらが勝手に行っている所。
親の影響で学校を馬鹿に仕切っているお子さんが、中学に入った途端に果たしてスッパリ切り替えられるものなのでしょうか。
確かに学校の宿題や放課後の活動など、勘弁してよ~と思う事は多々ありますが、仕方ないと割り切るしかありません。
長~~い目でみれば、漢字練習や単純な計算も将来の事務処理能力の土台になるのかも。
今は、受験に関係ない事だと思えても、将来子供が自分が人生を生きていくためには、すべて勉強なのだと思うしかないですよね。