6日、ロシアの社会運動体「クリルは我が土地」のメンバーらは、日本の指導部宛にインターネット上に日本語と英語で、領土要求を止めるよう求めるメッセージを掲載した。インターファクス通信が伝えた。
メッセージの中では「日本で毎年行われる北方領土の日は、我々の感情を深く侮辱するものだ」と述べられている。
メッセージ作成者らは又、次のように主張している―
1905年のポーツマス平和条約締結交渉で、日本代表団長の小村壽太郎首席全権は「戦争は、あらゆる条約を抹消するものだ。ロシアは敗北した。形成された状況に立脚しよう」と述べた。それゆえ、現在の国境が、第二次世界大戦の結果によって決定したものであることは全く当然の事ではないだろうか。
「そうした結果の見直すのは、戦争の条件へ戻りつつあって、そのことで前もって予見できない結果を齎す恐れがありますので、クリル諸島に対する要求を止め、『北方領土の日』を中止するようにお願いします。御理解と御協力を期待しています」と述べられている。
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