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【プロ野球】

久保「僕は蚊も殺しません」 マシソンはワニ狩り名人だけど

2012年2月7日 紙面から

別メニューで調整する久保=宮崎県総合運動公園で

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 巨人の守護神レースで本命視されている久保裕也投手(31)が6日、“ワニ狩り男”として注目される新外国人のマシソンに対抗するように「僕は蚊も殺しません」と告白、取材陣の笑いを誘った。昨年11月に手術した右股関節唇の回復も順調。昨季のクローザーは余裕の表情だ。

 マシソンが弓矢でワニを狩り、自ら料理して食べると話していることを知った久保は「え、本当ですか?」と目を丸くした。しかし、そんなことぐらいでは動じない。「僕は最近、蚊も殺さないんです」と切り返した。

 その理由が久保らしかった。「人の血を吸うのはメスで、卵を産むときだけらしいんです。それなら吸わしてあげようかな、と」。テレビ番組でそのことを知って以来、自分に蚊が止まっても、吸い終わるのをジッと待つようになったとか。もちろん「メチャクチャかゆい」のも当然の結末だ。

 久保は「殺す、殺さない」の争いをしようというわけではない。マシソンは米フロリダ州で合法的にハンティングを楽しんでおり、何の問題もない。ただ、当意即妙の受け答えができるのは、リハビリが順調に進んでいる表れとも言える。

 現在は2軍で別メニュー調整中。この日は、スパイクを履いてランニングした後、ブルペンでマウンドの傾斜を使ったシャドーピッチング。いずれも術後、初めての段階を踏み、「開幕には間に合うと思っている」と自信を見せた。数日中にはブルペンでのキャッチボールを始める予定。久保は一歩ずつ開幕守護神の座に近づいている。 (井上学)

 

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