Intel製ミドルレンジSSDの新製品が登場、2.5インチSATA SSD「Intel 520」シリーズが7日(火)から発売される。
販売されるのは60GB、120GB、180GB、240GB、480GBの全5モデルで、実売価格は12,480〜88,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
なお、ドスパラパーツ館では、リテールパッケージ品より千円ほど安いバルク品も販売する予定(3.5インチベイ用アダプタが付属)。
●Intel 510の後継モデル、コントローラはSandForce製
Intel 520シリーズは、2011年3に登場したIntel 510シリーズの後継モデル。MLCタイプのNANDフラッシュメモリを採用し、6Gbps SATAに対応するのは従来どおりだが、NANDフラッシュの製造プロセスが34nmから25nmに進んだほか、データ転送速度も向上している。
公称スペックは、シーケンシャルアクセス時のデータ転送速度がリード550MB/s、ライト475〜520MB/s(モデルにより異なる)。ランダムアクセス性能(4KB)がリード15,000〜50,000IOPS(モデルにより異なる)、ライト50,000〜80,000IOPS(モデルにより異なる)。平均故障間隔(MTBF)は従来と同じ120万時間とされている。
また、コントローラは、Intel 510シリーズのMarvell製からSandForce製に変更、SF-2281が採用された。SF-2281は、これまでにもPatriotの「WILDFIRE」や、Samsungの「830」シリーズなどといった“リード500MB/s超”クラスのSSDで採用されている。
リテールパッケージ品の付属品は、3.5インチベイ用アダプタ、6Gbps SATAケーブル、SATA電源ケーブルなど。
□インテル Solid-State Drive(インテル)
http://www.intel.com/jp/design/flash/nand/productinformation.htm
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[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館とドスパラパーツ館]