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【社会】

加圧水型炉もベント設置へ 再稼働にらみ電力各社

2012年2月7日 02時02分

 東京電力福島第1原発事故で、原子炉格納容器の破損を防ぐために内部の蒸気を排出した「ベント」の設備について、福島第1原発と別の型の加圧水型軽水炉(PWR)を持つ関西電力など電力各社は6日、放射性物質の除去フィルターを付けた同様の設備を導入する方針を固めた。各社はこれまで、加圧水型炉には必要ないとしてきた。

 7日に開かれる新たな原子力政策大綱の策定会議で、電気事業連合会の幹部が表明する方針。事故の影響で原発の再稼働が進まない中、電力業界が安全対策をさらに上乗せする姿勢を示すことで、地元の理解を得る狙いがあるとみられる。

(共同)
 

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