事件・事故・裁判

文字サイズ変更

東日本大震災:静岡市長会が震災がれき試験焼却で合意

 東日本大震災で生じた岩手県大槌、山田両町のがれき受け入れを検討している静岡県内全23市の市長会は6日、静岡市で定例会議を開き、住民の放射能への不安を取り除き、受け入れを進めるため、そろって試験焼却を実施することで合意した。受け入れ量や実施時期などの具体的な計画は窓口となる静岡県に立ててもらい、3月末までに行う方針。

 同市長会は昨年11月、国が焼却灰の最終処分場を確保し、風評被害についても賠償することなどを条件に震災がれきを受け入れる共同声明を発表。しかし繰り返し行った申し入れに対する回答で国は確約せず、独自に試験処理の実施を決めた島田市を除き、受け入れは進んでいない。

毎日新聞 2012年2月7日 東京朝刊

 

おすすめ情報

注目ブランド

特集企画

東海大学:健康に老いることを目指して抗加齢ドックに携わる。

現在の老化度を知り、今後の健康に役立てる

予防医学について聞く。

毎日jp共同企画