宮城県気仙沼市では東日本大震災の後、初めて全国への出荷に向けたワカメの刈り取りが始まりました。

 気仙沼市内の3つの漁港から一斉に船を出した約60人の漁師は、丁寧にワカメを刈り取っていきます。津波で船などを流されたものの、地元の漁師ががれきのなかからメカブを見つけて育て、漁の再開にこぎつけました。
 漁師:「現実的に水揚げできることは、幸せなのかな」
 収穫量は例年の半分ほどですが、全国有数のブランド「三陸ワカメ」として、今月末の初競りに出荷される予定です。

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