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フィリピンで地震 7人死亡

2月6日 22時53分

フィリピン中部で6日、強い揺れを観測する地震があり、震源に近いネグロス島では、これまでに7人が死亡しました。
現地では依然、行方の分からない住民が多くいることから、地元の州政府は、犠牲者の数がさらに増えるおそれがあるとみて救助活動を続けています。

フィリピン中部のネグロス島の沿岸では、現地時間の6日正午前、地震の規模を示すマグニチュードが6.7の地震が発生しました。
この地震で、フィリピンの国家災害調整局によりますと、震源に近い東ネグロス州では、小学校のコンクリート製の塀が倒れて9歳の女子児童が下敷きになって死亡するなど、これまでに7人の死者が確認されたということです。また、地震のあと、土砂崩れも発生したということで、警察などが被害の状況を調べています。
現地では、依然、行方の分からない住民が多くいることから、地元の州政府は、犠牲者の数がさらに増えるおそれがあるとみて、救助活動を続けています。
今回の地震は、日本人観光客も多く訪れるセブ島でも揺れが観測され、島の中心部では、ショッピングセンターで、大勢の人たちが屋外に避難するなど一時騒然となりました。マニラの日本大使館は、これまでのところ、今回の地震で日本人が被害を受けたという情報はないとしています。