気象・地震

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震災がれき:受け入れへ静岡全市が試験焼却実施で合意

 東日本大震災で生じた岩手県大槌、山田両町のがれき受け入れを検討している静岡県内全23市の市長会は6日、静岡市で定例会議を開き、住民の放射能への不安を取り除き、受け入れを進めるため、そろって試験焼却を実施することで合意した。受け入れ量や実施時期などの具体的な計画は窓口となる静岡県に立ててもらい、3月末までに行う方針。

 同市長会は昨年11月、国が焼却灰の最終処分場を確保し、風評被害についても賠償することなどを条件に震災がれきを受け入れる共同声明を発表した。しかし繰り返し行った申し入れに対する回答で国は確約せず、独自に試験処理の実施を決めた島田市を除き、受け入れは進んでいない。

 この日の市長会でも国の回答が「具体的ではない」と不満が噴出した。鈴木尚会長(富士市長)が「議論しているだけでは進まない。実際に何が課題となるのか、市ごとに試験焼却し、判断材料にしたい」と提案。出席した市長らが同意した。今後各市が住民や議会に説明し理解を求めていく。

 島田市は16日に試験処理を行い、放射能検査の結果を住民に公開する。【平林由梨】

毎日新聞 2012年2月6日 20時58分(最終更新 2月6日 22時11分)

 

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