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機体の滑走路接触 乗務員に事情聞く

2月6日 13時3分

機体の滑走路接触 乗務員に事情聞く
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5日に仙台空港で、全日空の旅客機が着陸をやり直そうとした際に、機体の後部を滑走路にこすった事故で、国の運輸安全委員会の調査官は、6日の午前中、3人の乗務員から話を聞いたのに続き、今後は機体の調査を行って事故原因を調べることにしています。

5日午前9時すぎ、大阪発仙台行きの全日空731便、エアバスA320型機が着陸をやり直そうとした際に、機体の後部が滑走路と接触しました。
旅客機は再び上昇して着陸をやり直し、乗客乗員合わせて166人にけがはありませんでした。
この事故で、国の運輸安全委員会が派遣した3人の航空事故調査官は、5日夜、旅客機の機長と副操縦士から当時の状況などを聞きました。
全日空によりますと、機長は「着陸地点が先のほうになってしまうと感じたので、再び上昇した」と話しているということです。
航空事故調査官は、6日は午前中、3人の乗務員から話を聞いたということです。
さらに午後からは、滑走路と接触して損傷した「後部圧力隔壁」など、機体の調査を行って、当時の状況や事故原因を調べることにしています。