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B787 部品に不具合で修理

2月6日 14時42分

B787 部品に不具合で修理
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アメリカの大手航空機メーカー、ボーイングは、最新鋭の中型旅客機、ボーイング787型機の部品に不具合が見つかったとして、修理を始めたことを明らかにしました。
787型機は全日空の国内線と国際線で運航していますが、ボーイングは、直ちには安全上の問題はないとしています。

ボーイング787型機は、機体の多くの部分に炭素繊維の複合材を採用し、燃費を向上させた最新鋭の旅客機で、全日空が去年11月から国内線で導入しているほか、国際線での運航も始まっています。
ボーイングによりますと、アメリカ・ワシントン州にある機体の組み立て工場で、部品に不具合が見つかり、機体の点検や修理を始めたということです。
この部品は構造物の隙間を埋めて機体を補強するもので、サウスカロライナ州の工場で行っていた組み立て作業に問題があったとしています。
今回の不具合について、ボーイングは、直ちには安全上の問題はないとしています。
ボーイング787型機は、部品の不具合や設計の変更などで7回にわたって引き渡しが延期され、去年9月、当初の予定から3年以上遅れて全日空に納入されています。