笑顔で練習する闘莉王(右)とストイコビッチ監督(左から2人目)
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ブラジル・ボタフォゴからオファーを受けているDF田中マルクス闘莉王(30)は、グランパスに残留する見通しとなった。5日の練習を前に久米GMと会談。強く慰留された。闘莉王は「話すのは明日にしたい。きょうブラジルに電話する」と結論を明らかにしなかったが、ボタフォゴ側には断りの連絡を入れるようだ。
練習ではチームメートの輪の中でときおり笑顔を見せながら体を動かした。3日の来日後に「残るとなったら優勝を目指してやる。昨年の悔しさを忘れちゃいけない」と語っており、気持ちはグランパスでのV奪還へと切り替わっているもようだ。
開幕1カ月前に闘莉王離脱となればチームに与えるショックは計り知れなかったが、これでひと安心だ。 (木村尚公)
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