2012年01月16日
415 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」って考え、どう思う? 意思まで含めて総合的な効率が重視されるべきと思う それが良いならそれが良い それが良くないならそれは良くない
文字数 3568字
1.殿堂入り
2.途中経過
3.晩成
1.殿堂入り
カープの炎のストッパー津田と精密機械北別府が殿堂入りを果たしました。
僕がプロ野球を見始めたのは99年シーズンからです。なので津田さんの現役時代の姿はVTRでしか見た事がありません。しかし津田さんの意思については僕もよく知っています。
弱気は最大の敵。津田さんが残した名言で、広島市民球場には津田さんのこの言葉が刻まれたレリーフがあることは有名です。
ブルペンで肩を作った投手は、登板前にこのレリーフを見て士気を高め、マウンドに登る。カープの投手はみんな津田さんの意思をついでたくましく戦います。
カープの歴史上には多くの名投手がいました。今回、津田さんと同時に殿堂入りを果たした北別府もそうですし、カープの初代エース長谷川良平、大石清、安仁屋、外木場、佐伯、金城、池谷、江夏、山根、川口、金石、長富、大野、佐々岡、紀藤、山内、沢崎、そして黒田。
伝説を残した大エースの長谷川や優勝請負人だった江夏は別格ですが、それ以外ではカープ投手陣に最も影響を与えた投手が津田さんでした。
速球が早かった事で有名です。
僕は生では見れなかったのですが、知り合いが生で見た感想によると他の投手とは別格で本当に早かったとのこと。僕も黒田を生で見た事があり、その球速には驚かされたのですが、津田を語るときの知り合いの感じからすると本当にズバ抜けて早かったようです。
速球が早い投手はそれだけで魅力的です。中日の与田も、阪急の山口も、国鉄の金田も、東映の尾崎もみんな剛速球の逸話が残っています。伝説の投手沢村も然りです。野手のホームランと同じような魅力があります。
現在の野球はファンもいろいろな情報誌を読んで学んでいるので、球が速いだけでは通用しない事を知っています。投球術やコントロ−ル、変化球のキレが注目される事も多いです。
ただやっぱりプロ野球の最大の魅力は「プロの技」にあると僕は思います。常人にはとうていできないような、人間離れした凄いプレーが見たい。
難しい変化球を鮮やかにヒットにするバットコントロール。放たれた打球がどこまでもどこまでもグングン伸びて飛んでいく。スタートを切ったと思ったら瞬く間に二塁へ滑り込んで塁を奪う。外野の深い位置から矢のような返球を飛ばしてランナーを刺す。難しいバウンドをいとも簡単に捕球し流れるようなスローイングで一塁へ。目にも留まらぬ剛速球が唸りをあげてキャッチャーミットに突き刺さる。外角低めぎりぎりいっぱいにドンピシャで決められ打者はまったく手が出ない。真ん中真っ直ぐだと思った球が突如消えて外角遠くへとキレる。初回からガンガン投げ込んでいたはずなのに9回になってもまったく球威が衰えずに投げ込み続ける。
この中でもやはりパワーと球速は一番シンプルだからこそ一番難しい。バットに当てなければボールは飛ばないし、ストライクに入らなければどれだけ球が速くても意味がない。その前提がある上で、最もシンプルで最も鍛えにくい分野。才能が物を言います。
正直なところ、津田さんよりも大野豊や佐々岡の方が成績では上だったりします。でも後世に与えた影響と人々に刻まれた記憶では、二人を上回るものが津田さんにはあります。
ミスター赤ヘルは山本浩二です。しかし投手において、これぞカープの投手だと言える一番の存在は津田さんだと思います。北別府や大野や佐々岡や黒田も凄い投手ですが、やっぱりカープの投手といえば津田さんであると僕は思います。
そういえばペナ娘には名球界ってシステムがあったんですよね。
2.途中経過
前々回からいろいろやっていますが現在は裏で動いています。
と言っても毎度毎度高速でレスポンスが行われるわけではないですし、僕自身がぶっ倒れそうな日があって進まない事もあるのですぐには終わりません。
とは言えこうやって裏で動いたがために表へと影響が出るようではいけません。そのあたりはいつも細心の注意を払って動いています。仮に影響が出る場合には、きちんと頭下げたりして後始末をしています。広島で懐柔実験をやった時も、指揮官に報告していましたし、その時はまったく表に出ませんでした。
のはずでしたが、今回は表にも影響が出ました。もちろん、僕は表への影響が出ないように動いたつもりでした。なので今回は誰の何が悪かったがために表に影響が出たのか、発生した悪影響は誰が収束させるのか、管理人さんにきちんと判定してもらい、動いてもらうようにしています。僕に良くない部分があったとなったらすぐに土下座です。他の人でも同じですね。
3.晩成
思うんだけど本当に晩成って弱い成長型ですよね。
活躍の期間では早熟型にダブルスコアで負けて、短期的な活躍も普通型で十分できます。もちろん活躍の期間で普通型に負けていますから、ほとんど下位互換です。
確かに瞬間最大風速では早熟型や普通型を上回ります。それが唯一といえる晩成の強みです。ただ上回るなら上回るでそれだけの数字が求められます。しかし多くの晩成がそんな数字を出せるかと言えばそうではないです。三冠王や投手四冠を取れる人がどれだけいるか。晩成何人に対してその人数なのかです。
普通型でも十分な成績が出せます。僕の場合、今回の晩成型は1つ普通型と比べると足が速くて打率が高くなった程度です。もちろん足が速くて打率が高い事はとても良いことです。僕らしからぬ打率と長打力を備えていますから、短期的な数字だけ見れば今までに僕が作った選手の中では最強です。たまたま調子が良いのではなく、能力から見ても順当に高打率で多くの本塁打を稼ぎます。晩成の本領発揮です。
でもチームの長いスパンで見た時に、この程度の選手であれば中級者の中でも下位に位置する人がやってできそうです。スラッガーに限定すれば難しいかもしれませんが、貢献度の大きさだけに焦点を絞ればどうにでもなります。
上手い人が晩成をやればタイトルがたくさん取れます。たぶんその人が普通型をやっても結構な数のタイトルが取れます。晩成でも早熟のように序盤から活躍する人もいますから、そういった人が晩成をやれば本当に強いです。人によって成長型の強さが違います。
ただ僕自身や多くの人にとっては晩成ってあんまり強くないように思います。唯一タイトルが取れるのが晩成だから晩成が強いと言う人はいるでしょう。でも別にタイトルを取ったからと言ってチームの勝ちが特別に増えるなんてことはありません。B9やGGと同じです。
多くはないけど1つの仕事を長く確実にこなす早熟。いろいろな仕事をほどほどにこなす普通型。ほとんど仕事ができないけれど短期に少しだけタイトルを取る晩成。チームにおいてはバランスが重要ですが、晩成だけが特別強いなんてことはないと感じます。
僕と同じ世代の晩成系で僕と競う事になるだろうと目されていた3人がいます。中日の2人とヤクルトの1人です。みんな凄く強い選手を作れるだろう、タイトルを争うだろうと思われていました。
人数が多いほどタイトルが分かれるのは当然ですが、僕の普通型選手でもやれた本塁打王3度をクリアした、もしくはできそうなのは爺さまさん1人だけのようです。4人いてタイトルを取れたのは1人だけ。タイトルは1個しかないのですから当たり前ですが、世代がちょっとずれた別の成長型のQB選手やTOYBOY選手が十分戦っています。
晩成の成長力が強いのは確かです。能力は他のどの成長型よりも高くなります。
だけどそこまで高くしなくても十分な活躍はできます。早熟で三冠王を取った人もいます。普通型であれば十分に能力が作れます。だから晩成であるメリットはそこまで大きくなく、相対的にデメリットが目立ってしまう。
ちなみに僕は一度だけ二段をひいたことがあります。投手でしたが、史上最低クラスの糞投手になりました。
晩成は通算で6人ほど作りました。投手で晩成をひいたらそれまで3人続けていた生涯先発通算防御率の実質2点台に初めて到達できず。野手では走力Gから盗塁王を獲得した大塚時代の初代、無冠に終わった内科2代目、センターラインを全て守った大豪邸未到達の7代目、歴代3位(当時2位)の三振記録を作った8代目、そして今回です。
記録を作った選手の多くは早熟か普通型です。大豪邸初到達も投手は早熟で野手は普通です。
晩成の強いところ、晩成にしかできない事、晩成ならではの特徴。その地位が揺らいでいるように思います。
全体の能力と技術が進歩した現代だからこそ起きている現象なのかもしれません。
1.殿堂入り
2.途中経過
3.晩成
1.殿堂入り
カープの炎のストッパー津田と精密機械北別府が殿堂入りを果たしました。
僕がプロ野球を見始めたのは99年シーズンからです。なので津田さんの現役時代の姿はVTRでしか見た事がありません。しかし津田さんの意思については僕もよく知っています。
弱気は最大の敵。津田さんが残した名言で、広島市民球場には津田さんのこの言葉が刻まれたレリーフがあることは有名です。
ブルペンで肩を作った投手は、登板前にこのレリーフを見て士気を高め、マウンドに登る。カープの投手はみんな津田さんの意思をついでたくましく戦います。
カープの歴史上には多くの名投手がいました。今回、津田さんと同時に殿堂入りを果たした北別府もそうですし、カープの初代エース長谷川良平、大石清、安仁屋、外木場、佐伯、金城、池谷、江夏、山根、川口、金石、長富、大野、佐々岡、紀藤、山内、沢崎、そして黒田。
伝説を残した大エースの長谷川や優勝請負人だった江夏は別格ですが、それ以外ではカープ投手陣に最も影響を与えた投手が津田さんでした。
速球が早かった事で有名です。
僕は生では見れなかったのですが、知り合いが生で見た感想によると他の投手とは別格で本当に早かったとのこと。僕も黒田を生で見た事があり、その球速には驚かされたのですが、津田を語るときの知り合いの感じからすると本当にズバ抜けて早かったようです。
速球が早い投手はそれだけで魅力的です。中日の与田も、阪急の山口も、国鉄の金田も、東映の尾崎もみんな剛速球の逸話が残っています。伝説の投手沢村も然りです。野手のホームランと同じような魅力があります。
現在の野球はファンもいろいろな情報誌を読んで学んでいるので、球が速いだけでは通用しない事を知っています。投球術やコントロ−ル、変化球のキレが注目される事も多いです。
ただやっぱりプロ野球の最大の魅力は「プロの技」にあると僕は思います。常人にはとうていできないような、人間離れした凄いプレーが見たい。
難しい変化球を鮮やかにヒットにするバットコントロール。放たれた打球がどこまでもどこまでもグングン伸びて飛んでいく。スタートを切ったと思ったら瞬く間に二塁へ滑り込んで塁を奪う。外野の深い位置から矢のような返球を飛ばしてランナーを刺す。難しいバウンドをいとも簡単に捕球し流れるようなスローイングで一塁へ。目にも留まらぬ剛速球が唸りをあげてキャッチャーミットに突き刺さる。外角低めぎりぎりいっぱいにドンピシャで決められ打者はまったく手が出ない。真ん中真っ直ぐだと思った球が突如消えて外角遠くへとキレる。初回からガンガン投げ込んでいたはずなのに9回になってもまったく球威が衰えずに投げ込み続ける。
この中でもやはりパワーと球速は一番シンプルだからこそ一番難しい。バットに当てなければボールは飛ばないし、ストライクに入らなければどれだけ球が速くても意味がない。その前提がある上で、最もシンプルで最も鍛えにくい分野。才能が物を言います。
正直なところ、津田さんよりも大野豊や佐々岡の方が成績では上だったりします。でも後世に与えた影響と人々に刻まれた記憶では、二人を上回るものが津田さんにはあります。
ミスター赤ヘルは山本浩二です。しかし投手において、これぞカープの投手だと言える一番の存在は津田さんだと思います。北別府や大野や佐々岡や黒田も凄い投手ですが、やっぱりカープの投手といえば津田さんであると僕は思います。
そういえばペナ娘には名球界ってシステムがあったんですよね。
2.途中経過
前々回からいろいろやっていますが現在は裏で動いています。
と言っても毎度毎度高速でレスポンスが行われるわけではないですし、僕自身がぶっ倒れそうな日があって進まない事もあるのですぐには終わりません。
とは言えこうやって裏で動いたがために表へと影響が出るようではいけません。そのあたりはいつも細心の注意を払って動いています。仮に影響が出る場合には、きちんと頭下げたりして後始末をしています。広島で懐柔実験をやった時も、指揮官に報告していましたし、その時はまったく表に出ませんでした。
のはずでしたが、今回は表にも影響が出ました。もちろん、僕は表への影響が出ないように動いたつもりでした。なので今回は誰の何が悪かったがために表に影響が出たのか、発生した悪影響は誰が収束させるのか、管理人さんにきちんと判定してもらい、動いてもらうようにしています。僕に良くない部分があったとなったらすぐに土下座です。他の人でも同じですね。
3.晩成
思うんだけど本当に晩成って弱い成長型ですよね。
活躍の期間では早熟型にダブルスコアで負けて、短期的な活躍も普通型で十分できます。もちろん活躍の期間で普通型に負けていますから、ほとんど下位互換です。
確かに瞬間最大風速では早熟型や普通型を上回ります。それが唯一といえる晩成の強みです。ただ上回るなら上回るでそれだけの数字が求められます。しかし多くの晩成がそんな数字を出せるかと言えばそうではないです。三冠王や投手四冠を取れる人がどれだけいるか。晩成何人に対してその人数なのかです。
普通型でも十分な成績が出せます。僕の場合、今回の晩成型は1つ普通型と比べると足が速くて打率が高くなった程度です。もちろん足が速くて打率が高い事はとても良いことです。僕らしからぬ打率と長打力を備えていますから、短期的な数字だけ見れば今までに僕が作った選手の中では最強です。たまたま調子が良いのではなく、能力から見ても順当に高打率で多くの本塁打を稼ぎます。晩成の本領発揮です。
でもチームの長いスパンで見た時に、この程度の選手であれば中級者の中でも下位に位置する人がやってできそうです。スラッガーに限定すれば難しいかもしれませんが、貢献度の大きさだけに焦点を絞ればどうにでもなります。
上手い人が晩成をやればタイトルがたくさん取れます。たぶんその人が普通型をやっても結構な数のタイトルが取れます。晩成でも早熟のように序盤から活躍する人もいますから、そういった人が晩成をやれば本当に強いです。人によって成長型の強さが違います。
ただ僕自身や多くの人にとっては晩成ってあんまり強くないように思います。唯一タイトルが取れるのが晩成だから晩成が強いと言う人はいるでしょう。でも別にタイトルを取ったからと言ってチームの勝ちが特別に増えるなんてことはありません。B9やGGと同じです。
多くはないけど1つの仕事を長く確実にこなす早熟。いろいろな仕事をほどほどにこなす普通型。ほとんど仕事ができないけれど短期に少しだけタイトルを取る晩成。チームにおいてはバランスが重要ですが、晩成だけが特別強いなんてことはないと感じます。
僕と同じ世代の晩成系で僕と競う事になるだろうと目されていた3人がいます。中日の2人とヤクルトの1人です。みんな凄く強い選手を作れるだろう、タイトルを争うだろうと思われていました。
人数が多いほどタイトルが分かれるのは当然ですが、僕の普通型選手でもやれた本塁打王3度をクリアした、もしくはできそうなのは爺さまさん1人だけのようです。4人いてタイトルを取れたのは1人だけ。タイトルは1個しかないのですから当たり前ですが、世代がちょっとずれた別の成長型のQB選手やTOYBOY選手が十分戦っています。
晩成の成長力が強いのは確かです。能力は他のどの成長型よりも高くなります。
だけどそこまで高くしなくても十分な活躍はできます。早熟で三冠王を取った人もいます。普通型であれば十分に能力が作れます。だから晩成であるメリットはそこまで大きくなく、相対的にデメリットが目立ってしまう。
ちなみに僕は一度だけ二段をひいたことがあります。投手でしたが、史上最低クラスの糞投手になりました。
晩成は通算で6人ほど作りました。投手で晩成をひいたらそれまで3人続けていた生涯先発通算防御率の実質2点台に初めて到達できず。野手では走力Gから盗塁王を獲得した大塚時代の初代、無冠に終わった内科2代目、センターラインを全て守った大豪邸未到達の7代目、歴代3位(当時2位)の三振記録を作った8代目、そして今回です。
記録を作った選手の多くは早熟か普通型です。大豪邸初到達も投手は早熟で野手は普通です。
晩成の強いところ、晩成にしかできない事、晩成ならではの特徴。その地位が揺らいでいるように思います。
全体の能力と技術が進歩した現代だからこそ起きている現象なのかもしれません。