【丸井ブン太の誕生日を祝う1】
ブン太バースデーです。もちろん忘れてなどいない!
2年前はケーキ屋さんにケーキを作ってもらいました。
エリさんのイラストを参考にして作ってもらったのですが、再現率高し!2人で食べました。
プロの技には驚きですが、職人さんはなぜかテニスボール大量生産。テニスラケットが細かい!
今年は自分で祝おうと思っていて、気づいたのは前日です。王子様の誕生日を祝うなら、その王子様の好物から攻めるのが常套手段。
ブン太の好きな食べ物…なんでも好き!
ビックリマーク付ですからね。もうなんでも!感がひしひし伝わってきます。
なんでもって…
「今日の夕飯何がいい?」と聞かれれば「なんでもいいよ」と答える事が多いですが、その時に「何でもいいが一番困る」という母の気持ちがよく分かりました。
何でもというならば、「じゃあ…わ・た・し」でなはく、「じゃあ…さ・な・だ」と真田の尻でも差し出せばいいでしょうか。
自分の中の立海は、真田が色んな意味で愛されているイメージですが(特に幸村に)、ブン太は真田にあまり興味がなさそうです。
むしろ『めんどくせーな、コイツ』と思っていそう。でもボレーの綱渡りの如く人生も上手く渡っているので、うまいこと接しています。
立海では漢の中の漢幸村様がいますが、ブン太もかなり男前だと思っています。普段はそっけなくても、弟も2人いる事だしいざと言う時は包容力がすごいんじゃないかと。そんな一面見せられたら女子は一気に落ちますね。私も脳内妄想で落ちまくりです。
ちなみに好みのタイプは 物くれる人(主に食べ物)。
ジャッカルの「グラマーで色白な女」などに比べたら、落としやすいキャラといえるでしょう。
好きな食べ物は範囲広すぎですが、
ブン太のキーポイントといえばガム。
ブン太くんの仲良しパートナー、肺が四つのジャッカルくんにガムを渡してもらいましょう。
「あのよ…、ブン太。誕生日おめでとう。俺貧乏だからいいもんかえなかったんだけどよ」

「受け取ってくれ!」

「は?」
ここまで自分でやって、デジャヴを感じ始めていました。
岳人のバースデーが思い出されます。
同じしょっぱさを感じるぜ!
しかしここまでやったからには最後まで突き抜ける、それが私の生きる道。大きく踏み外して早数年です。
最初はどでかいガム(横1メートルくらい)を作ろうと思ったのですが、どう考えても無理っぽかったので発想の逆転で小さいのを…
発想の逆転がそもそも失敗である。
普通の大きさのと比較。一応色は立海カラーとブン太のガム色で…

↓
しょっぱさ度合いが岳人の時のレベルじゃねーぞ!な感じなので、明日さらにリベンジです。
行当りばったりでいつもやっているので、事が終了した後に膝を抱えることが多々!
たのしいじんせいです。
【丸井ブン太の誕生日を祝う2〜リベンジ〜】
やはり食べれるものでなければ…、主に食べ物をくれる人が好みだというブン太のハートはキャッチできません。
ここはガムにしつこくこだわりたい所。
目の前の魔法の箱に 「ガム 作り方」 と打ち込んでみました。
ガムを作るのは到底不可能だと思っていましたが、ガム(らしきもの)を作れることが判明。
「男の趣肴ホームページ(ttp://www.ajiwai.com/)」様を参考にさせて頂きました。
ガムの作り方は日本の伝統食品編の64番です。他にも興味深い記事が沢山!
どうやら相当まずそうです。
まあ、愛情というスパイスを練りこめば大丈夫でしょう。ブン太の好みは「食べ物をくれる人」であって「美味しい食べ物をくれる人」ではないからいいさ…、と一休さん的な思考で材料を集めました。
「キエエエエェェイッ!まずは材料を揃えろ!抜かりが無いようにな」
「
強力粉50g、水20cc、塩4g…それに
砂糖が小さじ1の可能性100%だ」
「消費期限ギリギリの強力粉があったっス」
「まあ、それでいいだろう。どうせ食べるのは俺じゃないしな」
『幸村(部長)…』
「さあ、いよいよガムを作っていきますよ。水に塩を溶かして強力粉に混ぜ合わせていきます」
「お次はスプーンでまんべんなく混ぜていくんじゃ。意外に混ざりにくいのう…」
「まとまったら今度は拳で押して、折って…を15分繰り返す」
「うぇー…、15分ってめんどくせえ」
「ジャッカル!頼むぞ!」
『なんで俺が…』
「ふふ、ジャッカル。憎い奴の顔だと思って拳を叩き込めばいいよ」
「ここではかなり力が必要だ。更に生地が固くなってくるがグルテンが出てきた証拠だ。この工程を疎かにすると失敗するから気をつけるようにな。ちなみにグルテンがガムのような弾力をもたらしてくれるぞ」
「さすが、柳先輩っス!」
『手が…痛ェ』
「おや、15分経ちましたね。ジャッカル君、お疲れ様です。十分にこねたら生地を1時間ほどラップか袋に入れて休ませます」
「この間にそれぞれトレーニング開始だ!!」
「1時間経ったね。次は生地を洗っていくよ」
「洗う!!?」
「そうだよ、赤也。揉みほぐすように優しく洗ってでんぷん質をおとしていくんだ、どうせなら俺はもっと別のものを揉み解したいよ」
「さっきの工程で失敗しているとグルテンが出来ずに、洗うと全部なくなってしまうから気をつけるようにのう」
「ふぅ…、揉みまくってようやくグルテンを取り出せたな」
「不思議な物体だな…、次はこれに砂糖を入れる!!織り込むように混ぜろ!」
「できたぁああー!!けど…何かこれって」
「何も言うな、赤也」
「これだと少し寂しいですね」
「おっと、こんな所に食紅があるぜよ!」
「これを使えばいつもブン太が食ってるガムの色みたくなりそうだな」
『消費期限は2005年で切れとるがな…、プリッ』
「で・き・たぁあああ!!!!」
「うむ、よくやった!」
「この勢いで全国制覇だ!」
2度目の正直、ブン太誕生日おめでとう!!
決勝戦頑張ってください。
見事にガムっぽいというか、一見失敗した団子のような物体が出来上がりました。
味はどうかというと、なんともいえない感じです。「何これ?」な感じ。
砂糖を入れただけあってほんのり砂糖味、少ししょっぱみも感じました。最初に入れた塩水でしょう。
特筆すべきは食感!食べたことのない食感で、なくなりません。20分くらい噛んでいましたが、歯ごたえも変わらず分量も減らず。
口寂しい時にいいかもしれません。たまらん不思議食感ですが、自分の体温でぬる〜く温まってくるのがだんだん気持ち悪くなってきます。
でも、なんか忘れられない…
自分の手がたくましすぎです。血管出過ぎ!腕の異常なたくましさを何とかしたい。
ガム作りより、上の「ガムを作ろう」の画像を作る方が時間がかかりました。自分にしてはよくできました。
最後は、少し取り分けておいたものをオーブンで焼いたブツです。麩になるそうですが確かに!
オーブンから出して少し時間が経ったのでしぼんでしまいましたが、焼いている間は天まで登るほどの膨らみっぷりでした。