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フェイスブック 日本など重点に

2月6日 6時33分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

先週、アメリカの株式市場に上場する計画を発表した世界最大の交流サイト、フェイスブックは、今後の戦略として、インターネット利用者に占めるフェイスブックのシェアが低い日本などで、重点的に普及を図っていくことを明らかにしました。

フェイスブックは先週、アメリカの証券取引委員会に、株式市場に上場するための申請書を提出し、この中で、フェイスブックの利用者が全世界のインターネット利用者の半数に近い8億4500万人に達したことを明らかにしました。そのうえで、今後の戦略について、ネット利用者が急速に増えているブラジルやインドなどで普及を進めるとともに、ネット利用者に占めるフェイスブックのシェアが15%以下にとどまっている日本や韓国、ロシアで重点的に普及を図っていくとしています。このうち日本については、フェイスブックの利用者の倍以上に当たる1500万人が利用している国内最大手の交流サイト「ミクシィ」をライバルとしてあげています。フェイスブックは、実名での利用を原則としていることから、ネット上での匿名の交流になじんだ日本の利用者の間で、どこまでシェアを伸ばすことができるのか注目されます。