NHK福岡のニュース　福岡放送局

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中国で既に死刑判決受ける

平成１１年に、福岡空港で当時２４歳の中国人の女性が遺体で見つかった事件で、福岡県警察本部が別の詐欺容疑で逮捕状を取っていた中国人の男が中国に帰国後、現地の公安当局に身柄を拘束され中国の裁判所で女性を殺害した罪で死刑を言い渡されていたことがわかりました。
この事件は、平成１１年６月、福岡空港の駐車場の横の植え込みで福岡市のアルバイト店員で中国人の女性（当時２４）が遺体で見つかったものです。
警察は、女性が事件に巻き込まれた可能性が高いとみて捜査を進め、知り合いで同じ年の３月に中国に帰国した４３歳の中国人の男について別の詐欺容疑で逮捕状を取り、女性が死亡した経緯についても何らかの事情を知っているとみて中国の公安当局にも捜査協力を依頼していました。
その後、中国の公安当局が男の身柄を拘束し平成１４年に中国の裁判所がこの女性を殺害した罪で男に執行猶予のついた死刑を言い渡していたことがわかりました。
しかし、中国側が男の罪を認めた理由はわかっておらず、刑が執行されたかどうかも回答がないということです。

02月05日　18時44分

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