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【プロ野球】

マシソンはワニ狩り名人だった G守護神の座も狩るぞ

2012年2月5日 紙面から

ブルペンでの投球練習を終え、阿部(右)と話すマシソン=宮崎県総合運動公園で

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 巨人の守護神候補はワニ狩り名人だった。新加入したスコット・マシソン投手(27)が4日、オフシーズンになるとワニや七面鳥などを弓矢で狩り、自ら料理して食べていることを告白。特に大好物のワニには目がなく、「最高だよ」と舌なめずりした。

 キャンプで2度目となるブルペンでの投球を終えた右腕にファンの声が飛ぶ。「グライシンガー!」「ホールトン!」。まだ認知度が低いのは仕方ない。しかし、最速158キロの直球とスプリットを武器にクローザーを狙う男は「野球は打者と対戦するのが楽しいんだ。早く野球をしたいね」と目をギラつかせた。

 マシソンにとってオフの最大の楽しみは狩猟。自宅のあるフロリダなどで弓を引き、ハンティングを楽しむという。「30メートルまでは射程圏。コントロールは抜群だよ。奥さん(ジェニファー夫人)は気味悪がるけど、特にアリゲーター(ワニ)は本当においしいんだ」。話すうちに大好物を思い出したのか、満面の笑みを浮かべた。

 球界ではかつてヤクルト、阪神に在籍したパリッシュが「大好物はワニ」と公言して話題になった。最近では日本でもワニ料理を出す店が増えている。しかし、自ら狩って食べるというのだから、筋金入りの“ワニ食い男”だ。

 そのマシソンに期待される役割はクローザー。原監督は「現状では久保が一歩リードしている。マシソンは公式戦での結果が重要になるだろう」とオフに股関節の手術を受けて調整が遅れている久保を本命に挙げたが、守護神争いの行方はまだ決まっていない。

 ハンターにとっては、ターゲットを捕らえるときが至福の瞬間。「クローザー? そうなることを自分も期待している」と決意を見せたマシソン。ハンターが日本で狙う最初の“獲物”は守護神の座だ。(井上学)

 

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