(cache) 違法マジコンにピカチュウ怒る　新ポケモンも対策

Kyoko Shimbun 2010.09.20 News

　違法マジコンにピカチュウ怒る　新ポケモンも対策これは嘘ニュースです

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　今月１８日にニンテンドーＤＳで発売された人気作「ポケットモンスター・ブラック／ホワイト（以下「ポケモン」）」で、違法にダウンロードした海賊版ソフトがプレイできないようにするための特殊なプロテクトが何重にも施されていることが分かった。現在は対策２段階目の解除と３段階目の解析が進んでいると思われる。

　ポケモンのソフトは公式な発売日の数日前からインターネット上で出回っていたが、当初はこのソフトを遊ぶための「マジコン」と呼ばれる機器を使用しても、画面が表示されずゲームが起動できないようになっていた。しかしまもなく対策プログラムが配布され、ソフトの起動が可能になった。

　だが、マジコンを使ったと思われるユーザーから今度は「戦闘に勝っても経験値がもらえない」との声が広がった。経験値がもらえないとプレイヤーは強くなれないため、プレイはできるが物語を進めることはできない。つまり実質的には海賊版ソフトを使ったプレイができないのと同じ意味を持っている。

　さらに発売日翌日の１９日には、この経験値問題も解決した解除プログラムも出回りはじめた。そのため一部では「マジコン勝利！」などという声も聞かれるようになった。たが、今度は経験値対策を解除したユーザーから「ピカチュウが電撃を出すばかりのムービーがエンドレス再生されて、オープニング画面から先に進めない。」という報告が相次いだ。

　これらの報告によると、第２段階の経験値プログラムを解除すると、今度はオープニングでピカチュウのアニメが始まり、ゲーム本編に進むことができないようだ。

　しかもこのアニメは９７年、劇中に使用された激しい光の点滅によって７５０人の体調不良者を出した「ポケモンショック」事件で使用された放送回をさらに攻撃的に再編集したもので、５秒程度見つめただけで脳の平衡感覚を狂わせるほどだという。この激しい明滅を１分以上眺めた場合、失神や失禁など意識障害を引き起こすだけでなく、生命に危険を及ぼす可能性も出てくると指摘する専門家もいる。

　今回の相次ぐ対策プログラムに対し、インターネット上では「（点滅の）チカチカを見てたらリアルに泡吹いた。現在病院なう。」「４０にもなって漏らした…。」など、体調不良を訴える声が広がりつつあるとともに、「これだけ面倒ならもう買う」という声も聞こえはじめた。どうやら一種の「実力行使」が功を奏しているようだ。

　今回の措置について発売元に問い合わせたところ、「本日は休日のため、お客様センターは営業しておりません。後日改めてお電話くださいませ。」との冷たい返答だった。

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