| ||
民間救急ヘリコプターを運営するNPO法人メッシュ・サポートが今春にも運行を再開することが2日、分かった。資金難のため昨年10月末から運休していたが、寄付金などにより当面の運行に必要な2500万円を調達するめどが立ったという。
3月末までには、寄付金付き商品の売り上げなどで資金が3500万円に達する見通しという。経費節減のため、患者を搬送するストレッチャー搭載に必要な機内改修を行わず、今後は、医師の派遣を優先する。
小橋川繁事務局長は「運休後、本島北部や周辺の離島に住む人たちの不安の声や、再開を望む医師の声が寄せられ、一日も早く再開したかった。ほっとしている」と胸をなで下ろした。
メッシュは航空局から許可を得た後、訓練を行い、運行を再開する。