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2012-02-05

わんこ☆そば氏の真の目的は政府による言論統制

kawangoさんのブログを読んだ。

ぼくはkawangoさんの意見はその通りだと思うけれど、一歩進んで、「わんこ☆そば氏は、本当は政府による言論統制を画策しているダークサイドからの使者なのではないか」と見ている。

なぜなら、わんこ☆そば氏が守りたい(守ろうとしている)「言論の自由」とは、「他人の身体的な特徴をあげつらい、それを差別的・侮蔑的に表現する自由」だからである。

峯岸みなみをモデルにしたとか公言しておいてこのザマとかふざけんなハゲ

上に引用したのは、わんこ☆そば氏が自身のブログでぼくに向けて発した言葉である。

これを読んで、ぼくは何とも言えない気持ちになった。ぼくは、見知らぬ人から公の場で「ハゲ」とは言われたくないし、「ハゲ」と言われると傷つく。しかし、それを止める手段がぼくにはなかった。仕方がないから株式会社はてなには、わんこ☆そば氏のこの記事を、あるいは少なくともこの「ハゲ」という言葉だけでも削除し、ぼくに心から謝罪するようにお願いしたけれど、それが叶えられることはついになかった。はてなはぼくを無視し続けた。

それでぼくがどういう考えになったかと言えば、「これは法律で禁止してもらった方がいいのではないか」ということだった。

わんこ☆そば氏が自分で「ハゲ」という文言を取り下げぼくに心からの謝罪をしたり、はてなが件の記事を削除してぼくに心から謝罪するという、いわゆる「自浄作用」が全く期待できない今、こうしたケースには社会の方から働きかけて、国のルール――つまり法律で取り締まってもらった方が良いのではないかという考えに、至極当然の帰結として相至ったわけである。


つまりぼくは、わんこ☆そば氏と株式会社はてなの影響で、いつの間にか彼らの言う「言論の自由」を、嫌うどころか憎むようにさえなっていたのだ。

そこでハッと気づかされたのは、それこそがわんこ☆そば氏、及びはてなの目的ではないか、ということだ。

そもそも、わんこ☆そば氏やはてなが「言論の自由」の名の下に多くの人を誹謗中傷してきたことによって、彼らの言う「言論の自由」を憎む人はとても増えている。そしてその中には、ぼくと違って社会的な影響力が大きい人も多い。そうした人たちが、自分を守るために「言論の自由」を規制するルールを作ろうとする動きは、ここにきて急速に高まっていると思う。kawango氏のエントリーも、そうした流れを受けてものだと解釈している。

つまり、法律でネットの言論を規制する動きはもうほとんど現実的なレベルのところまできているのだけれど、そこでハッと気づいたのは、わんこ☆そば氏や株式会社はてなは、それを知らないはずはないということである。

彼らは、知っててやっているのだ。自分たちが他者を誹謗中傷し続けていれば、規制されるのは自分たちの発言を含めた「言論の自由」そのものだということを。彼らは、自らが自らの首を絞めるようなことをしているのだ。自縄自縛である。

しかしながら、わんこ☆そば氏も株式会社はてなも、バカではない。そんな自らの破滅を招くようなことを、無自覚にするはずがない。

そこで達したのが、「これは陰謀である」という仮説だ。しかしこれは、もはや仮説ではない。このエントリーで明らかになったように、ほとんど真説である。事実だ。ともいえる。

騙されているのだ。はてな民はみんな、騙されているのである。「インターネットでの言論を政府によって規制させよう」というわんこ☆そば氏の陰謀の、片棒を担がされているのだ。

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