週刊プレイボーイ 

橋下大阪市長就任で「見えない独裁」から「見える独裁」へ

週プレNEWS 12月5日(月)11時1分配信

橋下氏と同様に、行政のムダをなくすべく議会や役所と徹底抗戦した鹿児島県の前阿久根(あくね)市長、竹原信一氏もこうエールを送る。

「橋下さんを選んだ大阪人はセンスがいい。橋下さんがやろうとしているのは、役人による『見えない独裁』を、住民による『見える独裁』へと変えること。『大阪市は税金を貪(むさぼ)るシロアリ』という橋下さんの批判はまさにそのとおり。官僚や役人が互助会を作り、税金を貪っている。それが日本の政治の現実です。だけど、橋下さんなら役人から市民へ政治を取り戻せる。大阪が日本の変革をリードしてくれると期待しています」

 そもそも「独裁」という言葉は、今年6月、橋下氏が自らの後援会のスピーチで、「今の日本の政治で一番重要なのは独裁。独裁といわれるぐらいの力だ」と発したことから広まったもの。橋下氏がこれから断行する「見える独裁」、それはイコール「民意」である。