拉致問題 “党派超えて解決”確認
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拉致問題 “党派超えて解決”確認

1月31日 15時31分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

松原拉致問題担当大臣は、自民党の安倍元総理大臣と、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの両親を交えて懇談し、党派を超えて拉致問題の解決に取り組んでいくことを確認しました。

横田めぐみさんの両親の滋さんと早紀江さんとの懇談には、松原拉致問題担当大臣、自民党の安倍元総理大臣、それに「たちあがれ日本」の平沼代表らが出席しました。この中で松原大臣は、安倍元総理大臣らから、これまでの日朝交渉の経緯などの説明を受け、北朝鮮に対しては、今後も「対話と圧力」という基本方針を堅持し、党派を超えて拉致問題の解決に取り組んでいくことを確認しました。会談のあと、松原大臣は記者団に対し、「党派を問わず団結して行動することが大事だ。あらゆる可能性を排除せずに、関係者がコミュニケーションを図ることで、大事なアイデアや解決へのきっかけも出てくる」と述べました。また、横田滋さんと早紀江さんは、記者団に対し、「党が違うから協力しないということではなく、どうしたら協力できるかということで、過去の政権や大臣のときなどの経験を話し合う機会として、きょうは意味があった。一番よい知恵を出し合って、解決のために、私たちも皆さんの力を借りて頑張りたい」と話していました。