2012年02月02日
/蒙古タンメン中本品川@品達にて五目蒙古タンメンと半冷し味噌スープ/心地良風堂(しんちりょうふうどう)にて日本酒を楽しむ会/ 蒙古タンメン中本の13店舗目の蒙古タンメン中本品川@品達、京急品川駅高架下の品達にオープンしました。 場所はなんつッ亭の隣のひごもんずが営業していた場所をほぼスケルトンで、って、建物の強度上、柱や壁を増減させるのは難しそうです。 この品達には縁があって、2004年の12月に開所して以来、TETSUがオープンした時にもお邪魔していて、なんだかんだ言いながら全てのお店の開店に訪問しています。 品達の入口には大きな花輪が飾られ、東池袋大勝軒の山岸マスター、博多一風堂の河原店主さん、ちばき屋の千葉さん、等々ずらりと並んでいます。 |
今日と明日、先着100名には開店記念として中本特製のタオルがプレゼントされるということもあって開店時には100名近いお客さんが並んでいたそうです。 中本のタオル、使い勝手がいいから人気なんですね。 500円飲食毎のスタンプだと、50ポイント必要だったんじゃないかな。 11時開店を15分ほど繰り上げて開店、お揃いの中本Tシャツではない普段着の年配男性がいたので、よくは知りませんがきっと先代の中本さんだと思って「開店おめでとうございます」と深く腰を折りました。 |
違ったらどうしよう。 店内に入るとすぐ右手に券売機、新規開店してしばらくは販売されない都度調理メニューの中にあっても開店時に販売されることが多い湯麺は売り切れランプでした。 高田馬場店の開店時同様、ジャンボ系は味噌タンメン、蒙古タンメン、北極ラーメンと揃っていて、ハーフセットも初めっからラインラップされています。 気が付いたら全店でレギュラーメニュー化された北極やさいも開店時から用意されていて、開店記念の限定メニューは用意されていませんでした。 |
メニュー全体を見渡すとあることに気が付くのですが、私が改めて言わなくても誰もが気が付いていることでしょう。 席数は厨房に面したカウンターが8席、本店並みにゆったりしたテーブル席は殆どが2人掛けで、全部で6席、5席、10席と21席。 テーブルを移動して4人卓、6人卓としたり、丸椅子を追加してもう5席程度は追加できそうな感じでした。 |
厨房をみると、奥に御徒町店々長から異動になった近藤師範店長、麺茹では吉祥寺店から異動になった水野チーフ、盛り付けは吉祥寺店から異動になった平田さん、配膳は新宿店から異動になった大登(おおと)さん。 他にも写真や看板で何度も拝見している白根店主さん、蒙古タンメン中本の本部スタッフの方と思われる方が数人、各店舗の店長さんや店員さんらがヘルプに来ていました。 これだけ店員さんがいると料理の提供時間は麺の茹で時間にかかってきますが、そこは新規開店時の混雑の対応に慣れている中本のこと、オーダーミス、提供の順番間違え、などは全く見られません。 |
程なくして五目蒙古タンメン850円と半冷し味噌スープ170円、それではいただきます。 中本に限らず、開店したばかりの飲食店は調理器具が水や食材に馴染んでおらず、味がまとまっていないことが多いのですが、今日の味噌タンメンスープはとっても美味しいです。 他の店で作ったのを持ってきたのかと思うほどで、店主さんが満を持して開店した品川店に任命された店長さんの調理技術の高さがうかがえます。 美味しいスープを味わって、一緒に味噌タンメンの煮込み野菜も美味しく頂き、レンゲを箸に持ち替えて麺を手繰ってみます。 |
麺はいつものサッポロ製麺の中太麺だと思ったら、断面が真円ではなく正方形に変わっています。 以前の麺とは麺肌も触感も違いますのでどちらが良いとか悪いではなく、どちらも美味しいですね。 「ラーメン」は紛れもなく麺料理ですので、麺を変えると言うことは味を変えることになります。 ラーメン屋さんが開店時から使っていた麺(製麺所)を変えることはとても珍しく、(誰かの言葉ではありませんが)スープと麺は夫婦同然、麺を変えると言うことはスープも変えることに他なりません。 |
味を変えたくて麺を変えたとは思えない節があちこちに散見されますが、あまり中本に通っていなくて事情に詳しくないので、真意はよく分かりません。 辛し麻婆豆腐、辛子肉ともにとても美味しく、薬味ネギにスライスされたゆで玉子、いい感じですね。 ご馳走様でした、とても美味しかったです。
変わらないために変わり続ける。 自分が望んでいることはお店の繁栄を願ってのことか、それとも自身の満足のためか。
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夜は友達の酒屋の2代目店主さんが開催する日本酒を楽しむ会、都内開催は年1回くらいのペースで今回は3回目となります。 水道橋駅からほど近い心地良風堂(しんちりょうふうどう)、白山通りから1本入った人通りの少ない静かな場所です。 地元の開催ですと20人を超える大人数で一升瓶を何本も空にすることが多いのですが、都内での開催は適量ということで殆どが四合瓶での提供です。 |
友達主催の日本酒の会には幾つか特徴がありますが、その中の一つに日本酒をワイングラスで飲もう、というのがあります。 日本酒の香りを楽しむにはワイングラスがちょうど良く、言われてみれば当たり前、飲んでみれば当たり前、自宅でもそうしたいですね。
ゆったりとした会でしたので、料理全品を撮ってみました。 |
先付けは長芋の梅肉和え、まあ、懐石料理ではないので「先付け」という言い方もおかしいのですが。 さっぱりとして、これから日本酒を飲むぞという気持ちへ切り替えてくれます。 |
生春巻き、大きめのお皿に4人分を盛り付けて提供されました。 酸味の効いたサルサソースを適量掛けていただきました。 初訪問でしたのでよく分かっていませんが、香草が多めに巻かれていたので普段は中華系のお酒を出されるお店なのでしょうか。 |
用意された日本酒は獺祭、獅子の里、龍力、天明、丹沢山、千曲錦、山吹極、龍勢、千代むすび。 製造年は多岐にわたり、銘柄によって鑑評会出品用の11BYだったり、同じ銘柄の年度違いだったり、他の日本酒の会では決して味わえない店主さんなりの工夫を凝らしたラインナップです。 何種類かは燗酒として提供されましたが、自分で温度を決められるのでお酒の開き具合の違いを味わったり、普段は燗づけしない大吟醸を味わってみたり、と。 |
ソイミートの唐揚げとベジチャーシュー、肉を使っていない大豆だけで作った唐揚げとチャーシューです。 私はベジタリアンではないので鶏肉と豚肉を使ったのしか食べたことがないけど、大豆で作ったのも美味しいですね。
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自家製鶏ハム 柚子胡椒ソース。 全くのベジタリアンのお店かと思ったら、ちゃんと肉料理もありました。 ゆず胡椒は粉末状のまま汁料理に使われたり、ペースト状にして肉料理に使われることがおおいですが、ハムにさらさらなソースとして掛けて食べたのは初めてです。
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里芋のグラタン、日本酒を飲み続けていて身体はぽかぽかだけど消化器系は冷え切っていたのでちょうどいい感じです。 ブロッコリーだけではなく色々な混野菜が入っていて、とても美味しかったです。
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玄米ビーフン 中華炒め。 ピリ辛だと構えていたら殆ど辛さはなく、日本酒を沢山飲んでいるので改めて玄米は要らないかも。 |
豚トロ塩麹浸けグリル。 茹でキャベツの上に乗せてあって、キャベツと一緒に食べるととても美味しいです。 |
焼きおにぎりのだし茶づけ。 〆というわけではありませんが、いわゆるご飯物、出汁でのお茶漬けは美味しかったです。 |
手作り柚子アイス、デザートとして提供されました。 美味しい日本酒と美味しい料理に辛い仕事のことを忘れられて救われました。 ご馳走様でした、そして、素敵な会にお誘いいただきありがとうございました。 |
posted by ふらわ at 00:00|
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日記
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失礼しました、修正しました。
私が無知なだけかもしれませんがゆず胡椒(ゆずごしょう)はペースト状のものが普通では無いでしょうか?"粉末状のまま"という表現が気になりました。
はじめまして(^-^)/ふらわさんは中本さんの常連ですよね、凄く詳しいと思いますし。
中本がどんどん広がって欲しいですね、まにあマニアなんかに負けないでくださいね。
混野菜って、温野菜の間違いじゃね?(笑)
言い訳を楽しみにしているからな!(笑)