RegistryBooster （レジストリーブースター）は、レジストリに溜まった不要なデータの削除やエラーの修復ができるツールです。「レジストリ」とはOSやアプリケーションの設定、ドライバー情報など、Windows上のあらゆる設定情報が保存されるデータベースです。ソフトウェアのインストール／アンインストールを繰り返す度に、レジストリ内には不要な設定情報やリンク先であるプログラムを失ったデータなどが蓄積されていきます。RegistryBoosterを使って、不要ファイルを探し出し、削除／修復をすれば、多少なりともPCのパフォーマンスの改善を期待できるかもしれません。なお、本ソフトの試用版で利用できるのは、レジストリエラーのスキャン機能のみで、削除や修復機能は使えないので注意が必要です。
RegistryBoosterを一度インストールすると、タスクバーに常駐し、PCを起動する度にレジストリのエラーを警告してくれます。タスクバーをクリックすると、メイン画面が表示され「380個のレジストリエラーが発見されました」等と膨大な数のエラーを指摘してくれます。メイン画面は「概要」「スキャン」「リストア」「設定」の4つのタブに分かれており、エラーの種類やダメージ度（修復可能か否か）などの情報を分かりやすく表示してくれます。残念ながら、試用版で利用できるのはここ迄で、不要データの削除や修復は有料版のみで利用可能です。
有料版では、「スキャン」画面内の「エラーを修復」ボタンをクリックするとエラーの修復や不要データの削除が開始されます。修復／削除作業のスピードは大変速く、進行状況も分かりやすいグラフで表示されるので、作業にストレスを感じる事はほぼ無いでしょう。
RegistryBoosterは、分かりやすいインターフェースと軽快な動作スピードを備えたレジストリクリーナーですが、試用版だとその魅力を充分に活かす事はできません。利用できるのはエラーや不要データのスキャンと、一部（15個まで）の不要データ削除のみです。エラーの検出精度とスキャンの動作速度を試用版で体感してみて、有料版へのアップグレードを検討してみると良いでしょう。
なお、RegistryBoosterは設定を変更しない限り、PCを起動する度にタスクバーに常駐し続けるので注意が必要です。不要な場合は設定画面から、常駐機能を解除しましょう。また、ソフトウェアが起動している間は、当ソフトはアンインストールできません。一度ソフトウェアを停止して、「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」からアンインストールする必要が有ります。
RegistryBoosterは、レジストリに溜まった不要なデータの削除やエラーの修復を行ってくれるツールです。
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