政府、「年金交付国債」で調整 2・6兆円発行政府は17日、2012年度予算編成の最大の焦点である基礎年金の国庫負担について、50%を維持するために必要な財源約2兆6千億円を賄うため、「年金交付国債」を発行する方向で調整に入った。20日にも安住淳財務相と小宮山洋子厚生労働相が折衝し、決着を目指す。 交付国債は通常の赤字国債とは違い、国が現金支払いの代わりに発行する無利子の債券。必要に応じて現金化でき、中期財政フレームで「約44兆円以下」と定められた新規国債発行枠とは別枠で発行できる。 【共同通信】
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