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ランドセル 女の子にダークカラー、豪華版が大人気 芦田愛菜ちゃん効果も
2012.2.4 14:27
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女の子のランドセル選びに異変が起きている。かつては赤、最近ではブルーなどカラフルな色が売れているが、今年はこげ茶や黒などダークカラーに人気が集中、百貨店などで売り切れが相次いでいる。また、天然皮革やアンティーク調の金具つきなど大人顔負けの豪華版も登場。今どきの女の子のオシャレ心をくすぐると同時に、「飽きが来ず長く使えそう」と母親たちの支持も集めている。(木村郁子、高田清彦)
「天使のはね」シリーズのランドセルなどで知られる「セイバン」(兵庫県たつの市)は、今シーズンから新色の「チョコ」を登場させた。縫い目はピンク色、内側のポケットにはハートの刺(し)繍(しゅう)をほどこしているものの、全体的にこげ茶色で光の加減によってはほとんど黒に見える。
チョコや黒などダーク系のランドセルは「昨年度の8倍近くの売れ行き」と同社生産管理部長の樫谷一弘さんは話す。「1割程度の女の子がダーク系を選んでいるのでは」と推測する。
ウェブサイトを中心にランドセルを販売している「メグミ」(大分市)では、黒のランドセルが人気だ。側面に音符の刺繍を施し、内部はハート模様で明るい雰囲気。「女の子に黒はまだ一般的ではないのですが、今年は好調で完売しました」と専務の狭間貴宏さんは話す。
大阪・なんばの高島屋大阪店では昨年8月からランドセルを販売、ダーク系70個を用意したが、11月にはほぼ完売した。同店広報担当の佐藤智恵さんは、「落ち着いた色目で飽きがこない、背が高くなっても違和感なく背負えることから、子供にすすめる親御さんが多い」という。
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