塩害対策の綿花を商品化 農商工連携10事業に補助経済産業省は31日、東日本大震災復興支援の一環として、農林漁業と商工業との連携を強化する10事業へ補助金を交付すると発表した。仙台市の津波被災地で塩害に強い綿花を栽培、衣類に使用して商品化する「東北コットンプロジェクト」などが選ばれた。 このほか、飲食店検索サイト運営大手のぐるなび(東京)が、宮城、福島、茨城各県の農水産品を首都圏の飲食店にまとめて仕入れてもらう事業を実施。再生可能エネルギーを活用して省エネ化した野菜工場を、岩手県陸前高田市で展開する事業も対象になった。 この補助金には、28件の応募があった。1事業当たりの補助金は約4千万~約3億円。 【共同通信】
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