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BitTorrentによるファイル共有
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=クライアントソフトBitCometによる高速ダウンロード=
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| BitTorrent(ビット・トレント) |
(2004/11/13作成)
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BitTorrentは、ブラム・コーエン氏がUP帯域を有効に利用して大容量ファイルの配布効率を高める目的で作成した高速ファイル交換(P2P:Peer
to Peer)ネットワークプロトコル。 |
| <原理>「BitTorrentの仕組み」を参照。 |
| BitTorrentは基本的に、大容量のファイルをたくさんの小さな断片に分割することで機能する。ユーザーは例えばOSをダウンロードする場合、ファイルの断片を1つずつ受け取る。そして断片を受け取ると、今度はそのユーザーのコンピュータが断片を配布するハブ(リーチャー)になる。、配布者シーダーは2〜4人の少人数にファイルを送るだけで多数の人にファイルが行き渡るようになっている。 |
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| シーダーがいなくなっても、Pieceをリーチャー同士お互いに補完し合い、ある程度ファイルを完成させる事ができるが、最終的にはシーダーが現れない限り100%になることはない。 | |
| <特殊用語> |
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トレント
(torrent) |
BitTorrentでファイルを配布する場合に必要な情報が記された拡張子.torrentの小さなファイルのこと。 |
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トラッカー
(Tracker) |
交通整理役という意味。torrentファイルを管理するサーバーの事。DL要求を追跡管理し、そのファイルを提供中のユーザーに要求を転送する。トラッカーがダウンしてしまうと、そこに登録されたファイルはDLできない。 |
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シーダー
(Seeder) |
直訳で「種をまく人」=ファイルを配布する人の事を言う。100%ダウンロードした後、接続を切らずにそのままにしておくと、自動的にシーダーになれる。 |
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リーチャー
(Leecher) |
意訳で「血吸いヒル野郎」。P2Pの世界では、自分だけが利益を得て、それを他人に還元しない人の意味に使われる。BitTorrentではファイルをDLすると同時にファイルを他にULする人のこと。 |
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ピア
(Peer) |
Peer to Peer(P2P)のPeer。仲間という意味で、シーダーとリーチャーの両者の事。 |
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負担率
(ShareRatio) |
そのトレントに対しての、アップロード量:ダウンロード量の比率のことを云う。 |
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99%病
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原因は不明だが、ファイルの残り1ピースがなかなか見つからない事。99%しか終了していなくても、ファイルが問題なく再生できることもある。 |
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ピース
(Piece) |
ファイルの一部分のこと。ファイルを細かく分割し、それをリーチャー同士でやり取りし、シーダーからDLすることでDLを完成させる。 |
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健康度
(Helth) |
接続中のピアのPieceを集めた時完成ファイルの何%にあたるかを表した数。これが100%以下だとそのファイルは完成しない可能性が高い。 |
| <メリット> |
| ・Webとの親和性が高い:配布したいファイルをWebサイトにリンクすることが出来、BitTorrentネットワークの情報もWebサイト上に表示する事が可能。DL前からファイルの中身が分かる。 ・高速:同じファイルをダウンロードしている人同士で補完し合いながらダウンロードされる。 ・サーバーの負担が低い:個人で多くの人に大容量ファイルを配信することが出来る。 ・フォルダごと配布することが可能。 |
| <デメリット> |
| ・シーダーがいなくなったら終了。一ヶ月以上時間が経つほど需要が減り、DLできなくなる。 ・Shareaza以外のクライアントソフトには検索機能が無い。 ・IPは丸見えで皆無に近い匿名性。 |
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BitTorrentクライアントソフト
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| 今回は、BitCometについて記述。 |
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| 考案 |