IMF 円高で日本に担当者派遣へ
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IMF 円高で日本に担当者派遣へ

2月4日 9時34分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

IMF=国際通貨基金は、今月、日本に担当チームを派遣し、歴史的な円高水準やヨーロッパの信用不安の拡大による影響など、日本経済へのリスクについて協議を行うと発表しました。

IMFの発表によりますと、担当チームは、今月6日から13日までの日程で日本に派遣されます。シン・アジア太平洋局長は、声明で、「円は著しく上昇しており、こうした為替相場の急激な変動や、ヨーロッパの危機による日本経済の短期的なリスクについて協議を行う」としています。この中では、金融政策や包括的な構造改革を通じて、成長率の向上やデフレの克服をどう実現できるかなどについて、話し合われるということです。また、中期的な課題としては、日本の財政健全化について意見交換を行うほか、ことし10月に東京で開かれるIMFと世界銀行の年次総会に向けた議論もするとしています。