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茨城 女子大学生殺人事件から8年

1月31日 13時39分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

平成16年に、茨城県美浦村で茨城大学の女子大学生が殺害されているのが見つかった事件は、未解決のまま31日で8年がたち、警察などがチラシを配って情報提供を呼びかけました。

この事件は、平成16年1月31日、茨城県美浦村の河口で、茨城大学農学部の2年生だった原田実里さん(当時21)が首を絞められて殺害されているのが見つかったものです。事件は、解決されないまま31日で8年となり、原田さんがよく利用していたJR常磐線のひたち野うしく駅では、捜査員や原田さんの友人などおよそ30人が、事件の内容を書いたチラシを配って情報の提供を呼びかけました。警察の調べによりますと、原田さんは深夜、知り合いと一緒にいた阿見町の自宅アパートに「ちょっと出かけてくる」というメモを残して外出し、翌朝31日、アパートからおよそ6キロ離れた河口で遺体で見つかりました。体からは、2人分の男のDNAの型が検出されており、警察が人物の特定に向けた捜査を進めています。茨城県警察本部捜査1課の大澤瑞穂課長は、「若い命を奪った犯人をなんとかして捕まえたい。小さな情報でもよいので、警察に寄せてほしい」と話しています。