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【プロ野球】

杉内 緩急チェンジアップ習得へ

2012年2月4日 紙面から

ブルペンで投球練習する杉内(右)に寄り添う原監督=宮崎県総合運動公園で

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 ソフトバンクからフリーエージェント(FA)移籍した巨人の杉内俊哉投手(31)が3日、新兵器の投入を予告した。今キャンプ2度目のブルペンに入った左腕は、捕手を座らせて53球を投げ、この日からチェンジアップも解禁。シーズンに向けて5〜6キロスピードを上げた新型のチェンジアップも準備していると明かした。

 「後ろで見られていたので、少し力が入っちゃいました。でも腕も振れていたし、まずまず順調だと思う」。原監督が視察に訪れたブルペン。精密な制球力を誇る杉内にしてはややボールがばらついた“御前投球”に苦笑い。指揮官の前でお披露目とはいかなかったが、新天地で迎える11年目に向け、ひそかに新球・高速チェンジアップに取り組んでいる。

 「今日は遅いのしか投げていないけど、今年は速いのも投げようと思っている」。巨人の巨大補強の目玉だけに、セ・リーグの各球団も徹底的に研究してくることが予想される。そこで代名詞のチェンジアップに緩急を持たせて、投球の幅を広げる考えだ。「一つ一つ段階を上がっている。あとは細かいところですね」と杉内。高速チェンジアップを自在に操ることができれば、まさに鬼に金棒となる。(臼杵秀之)

 

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