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【プロ野球】

セも予告先発 今季から採用へ

2012年2月4日 紙面から

 今季からセ・リーグが、予告先発を採用する可能性が高くなった。すでに3日までの段階で、非公式な意見交換は行われており、複数球団が前向きな意向を示している。

 パ・リーグでは1994年から全試合(交流戦を除く)で実施しており、観客動員に一定の効果をあげているとされている。セ・リーグでは当該球団同士が合意したケースで実施されたことはあるものの、近年の動員力低迷に危機感を覚えており、全面導入を検討すべきだとの声が強まってきた。

 「今季から導入する可能性は否定できない。(意見を)集約して反対が多いようなら難しい」。セ・リーグ理事長の佐藤良平中日球団代表は、慎重な言い回しながらも、すでに中日内部でも検討はされていた。

 「ええんじゃないですか。予告先発でも。あまり私、そういう駆け引きが得意じゃないので。やるならやるでいいですよ。みんなが賛成と言うならね。(フロントと)そういう話をしたときも『どっちでもいいよ』と言ったけどね。権藤コーチもそういうことにはあまりこだわっとらへんから」

 高木監督は実施容認の姿勢を表明した。投手を預かる権藤コーチは、横浜の監督だった98年の西武との日本シリーズで互いに先発投手を公表。もともとが“賛成派”なだけに、異論は唱えない見通し。3月1日のリーグ理事会で正式に協議されるが、一気に「決定」にこぎ着ける可能性は高い。

 

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