秋山、３・18タイトル決戦へ小橋に猛ゲキ「コンディションを整えてきて」

　ノアの３・１８横浜文化体育館大会で小橋建太（４４）、潮崎豪（３０）組の挑戦を受けることが決まったＧＨＣタッグ王者の秋山準（４２）（パートナーは齋藤彰俊＝年齢非公表）が３日、東京・池上本門寺で小橋、人気シンガー・ソングライターの秦基博（３１）らと豆まきに参加。「一番コンディションを整えないといけないのは小橋さん」と、年長のライバルに猛ゲキを飛ばした。

　秋山は「うれしいのはうれしい、またタイトルマッチって場所でできるのは」と、素直に小橋とのタイトル戦を喜んだが、そのままで済ませるはずもない。「勝つのはもちろん僕らだが、いい試合ができるようにコンディションを整えてきて」と、小橋にハードルを課した。

　秋山と小橋がＧＨＣ戦で激突するのは、王者・小橋が秋山の挑戦を受けてＧＨＣヘビー級王座を防衛した０４年７月１０日の東京ドーム大会以来、７年８カ月ぶり。ＧＨＣタッグとなると小橋、本田多聞組が秋山、齋藤組から王座を奪った０３年６月６日の日本武道館大会以来、実に８年９カ月ぶりのことになる。

　小橋は前日、試合内容次第ではＧＨＣ戦線から撤退する覚悟を明言。秋山も「そういう気持ちで退路を断ってくるのは自分を追い込むためにもいいと思う。あの人にはそういう気持ちがいつもあると思う。それくらい言ったからには、いい調子で来る。僕もそれを上回るようにしっかり準備しておきます」と、重く受け止めている。

　５日・上尾大会ではさっそく前哨戦が組まれており「もう僕の中では戦闘態勢に入っている」と宣戦布告。「小橋さんのことを口で言って防衛しなかったら『なんだ』ってなる。僕もそういう気持ちで臨もうと思う」と、同じだけの覚悟で決闘場に立つことを誓った。