リナレスの弟、兄の前でＶだ！…日本ミドル級王座決定戦

　◆報知新聞社後援　プロボクシング「ダイナミックグローブ」　▽日本ミドル級王座決定戦　同級１位・カルロス・リナレス―同級２位・湯場忠志（４日、東京・後楽園ホール）　日本ミドル級王座決定戦が行われる「ダイナミックグローブ」は４日、東京・後楽園ホールでゴング。３日、都内での計量で元世界２階級王者ホルヘ・リナレス（２７）＝ベネズエラ、帝拳＝の弟のカルロス・リナレスが７２・５キロ、日本４階級制覇を狙う湯場忠志は７２・２キロでパスした。

　来日６年目でタイトル初挑戦となったリナレスは練習拠点の米ロサンゼルスから急きょ来日した兄の応援を受け、闘志も倍増。「兄さんがいるから安心だよ。ベルトをベネズエラに持って帰り、家族に見せたい」と日本語で勝利を宣言した。

　前人未到の記録に挑む湯場はタイトル１７戦目だが、「今までで一番緊張している。どんな形でも結果を出し、記録をつくる」と決意を示した。

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