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最終更新:2012年2月4日(土) 0時48分

パナソニック赤字7800億円、過去最大

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 パナソニックは2012年3月期の連結決算の業績予想を大幅に下方修正し、7800億円の最終赤字になると発表しました。

 パナソニックが発表した2011年4月から12月期の連結決算によりますと、売上高は前の年の同じ期に比べ10.3%マイナスの5兆9653億円。本業のもうけを示す営業利益は85.0%マイナスのの395億円で、最終赤字が3338億円となりました。急激な円高でテレビや半導体事業が低迷したことに加え、タイの洪水の影響が収益を押し下げました。

 また、三洋電機の買収費用やテレビなどの構造改革にあてる費用を年間7640億円計上したことで営業外損益が大きく膨らみました。

 こうしたことからパナソニックは今年3月期の業績見通しを大幅に下方修正。最終赤字は過去最大の7800億円としています。パナソニックの大坪文雄社長は会見で、「すべて出し切って来年度以降、収益を回復する」として、構造改革を進めV字回復を目指すとしています。(03日19:50)

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